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國華清話会 第18回特別見学会 於・持光寺 浄土寺

鑑賞風景

持光寺ご住職 松岡昭禮師の挨拶

鑑賞風景

浄土寺ご住職 小林暢善師の挨拶

 令和四年(二〇二二)五月十六日と十七日の両日、第十八回國華清話会特別見学会が広島県尾道市にある日輪山持光寺と転法輪山浄土寺で開かれた。
 初日の十六日には午後一時に会員約四十名が持光寺に集い、本堂に特別公開された国宝の「普賢延命像」をはじめとする浄土寺の什宝を拝観した。本堂で持光寺ご住職の松岡昭禮師より挨拶を賜った。
 十七日は午後一時半に浄土寺研修道場に会員が集まった。はじめに尾道市長・平谷祐宏氏、つづいて持光寺ご住職の松岡昭禮師、浄土寺ご住職の小林暢善師より挨拶を賜った。
 講演では尾道市文化振興課専門員学芸員・宇根元了氏から尾道の自然と歴史、文化財について親しみやすく解説され、東京藝術大学客員教授・有賀祥隆氏からこの後に拝観する三躯の「聖徳太子像」や「仏涅槃図」など浄土寺の什宝について解説された。
 講演後に浄土寺の本堂、阿弥陀堂、山門、多宝塔、方丈、庫裏、客殿などの建造物、特別に方丈で公開された「弘法大師絵伝」(八幅)や宝物館の什宝を拝観した。

(國華清話会事務局)