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國華清話会 第19回特別見学会 於・中尊寺

中尊寺仏教文化研究所長 佐々木邦世師の講演

中尊寺仏教文化研究所長 佐々木邦世師の講演

中尊寺本堂に集まる会員

中尊寺本堂に集まる会員

 令和五年(二〇二三)五月十五日、第十九回國華清話会特別見学会が岩手県平泉町にある中尊寺で開かれた。
 中尊寺光勝院に会員約四〇名が集まり、午後一時半より臨時総会を実施、午後二時より中尊寺執事長菅原光聴師の挨拶を賜った。
続けて、中尊寺仏教文化研究所長の佐々木邦世師より「『中尊寺経』を伝えてきた先人の想い」、東北大学名誉教授の有賀祥隆氏より「中尊寺の秘宝について」と題する講演が行われ、中尊寺の仏教美術について解説された。
 講演聴講後、中尊寺境内の讃衡蔵で特別観覧の『紺紙金字一切経』や『紺紙金字宝塔曼荼羅』を熟覧、讃衡蔵内の中尊寺什宝を鑑賞。国宝の金色堂ほか境内各所を拝観した。

(國華清話会事務局)







熟覧作品

『紺紙金銀字交書一切経』大乗起信論 巻上、大般若経第十一帙

『金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅』第三幀