ここから本文エリア

國華清話会 台湾 國立故宮博物院参観の会

何創時書法芸術基金会の熟覧会場

何創時書法芸術基金会の熟覧会場

 令和五年(二〇二三)十二月二十五日~二十八日、設立以来、初の海外での参観の会、「國華清話会 台湾 國立故宮博物院参観の会」が開催された。
 何創時書法芸術基金会(台北市、二十五日)、國立故宮博物院北院・張大千紀念館(台北市、二十六日)、国立故宮博物院南院(嘉義市、二十七日)、国立台湾大学芸術史研究所・同美術館(台北市、二十八日)を訪問した。
 何創時書法芸術基金会では王鐸・傅山・張瑞図などを熟覧、何國慶董事長より解説いただき、データが詳細に掲載されているオンライン美術館についての説明を受けた。
 国立故宮博物院北院では「境界を超えて—— 海から見た十六世紀の東西文化交流」展を中心に、明・呉彬「歳華紀勝図冊」などを観覧、余佩瑾副院長との会食が行われた。
 嘉義市の国立故宮博物院南院では「朝鮮王朝と清朝の宮廷芸術の出会い」展ほかを観覧した。
 台湾大学芸術史研究所美術館について廬慧紋館長に解説いただき、謝明良講座教授寄贈による「周王朝の陶器」展を観覧した。