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はじめての、しゅうかつ。

現代心理学部

高瀬 凛子

高瀬 凛子

第 1 回

出版業界本選考開始に向けて2024年02月01日 掲載

 はじめまして、2023年度内定者の高瀬です。就職活動中は、出版業界を中心に広告業界も受けていました。

 絶対に出版社で働きたい!と頑なに思っていた私ですが、就活を始めたての頃は、少しでも興味のある業界はとりあえずみていました。最終的な業界の絞り方は人それぞれです。ですが、この時期に多様な職種について理解することは、就職活動という目的を抜きにしても面白く意味のあることでした。また、自分が出版業界に魅力を感じる理由を再考する機会にもなっていたと思います。

 就職活動に本腰を入れてからは、自己分析に取り掛かりました。私はまず「自分史」の作成を行い、それをもとにターニングポイントや原動力を深掘りしていきました。また、友人や家族に自分の長短やそれを感じた具体的なエピソードを聞きまくりました(笑)複数の人から同じワードが出てくることも多く、自分を客観的に見つめられるのでおすすめです!

 就職活動は誰しもが初心者です。ぜひ先輩や社員の方、お友達を頼りながら準備を進めてみてください!

近況

地元・青森に帰省した際に、「クマちゃんだるま」を作ってみました……!上京してからの4年間、帰るたびに地元の魅力を再発見することができました!雪もその1つで、東京ではできない遊びにおのずと気合が入ります(笑)。まだまだ寒い日が続きます。暖かい飲み物片手に時々一息ついてくださいね。

近況1

第 2 回

よりよい土台をつくるために2024年03月01日 掲載

 企業にエントリーするにあたって、ESはOBOGの方や先輩など沢山の方に見ていただきました。インターンシップの書類選考では、自分では良く書けたと思っていたものが続けて落とされるなど、先行きがかなり不安になっていました。しかしその後、周りからフィードバックをいただくことで、企業に伝えるべきことが記述できていないことや、初見の人が興味をそそられる箇所を知ることができました。

 また私の場合は、作文試験に向けて予定稿を2、3パターンほど用意しました。こちらも試しに一回書いたものをOBの方に見ていただいたところ、「もっとあなたにしか書けない題材があるはず」と言われました。そこから作文やESにおいて、少なくとも同じ企業を志望する就活生のなかで私にしか語れないこととはなんだろう、と考える日々が始まりました。

 はじめて他者にESを見せる時はかなりそわそわしていましたが、すぐに慣れます(笑)自分にはなかった視点をたくさん得ることが、よりよいESを作成する私なりの秘訣だったのかもしれません!

近況

和歌山の「お燈祭り」という火祭りを見学すべく、ひとり旅へ!このお祭りを知ったのは、同県を舞台にした大好きな漫画『溺れるナイフ』がきっかけです。 写真は、祭りが行われた神倉神社です(当日は女人禁制なので翌日撮影)。神聖な場所をたくさん巡ることのできた旅でした!

近況2

第 3 回

大失敗から得たこと2024年03月11日 掲載

 3月半ばともなると、面接を経験したことのある方も徐々に増えてくるのではないでしょうか?初めての面接、緊張しますよね。実は私には、緊張しすぎてやらかした面接があります。

 それは、初めて順調に進んだ他社の3次面接でのことでした。面接当日までの1週間は「ここまで残ったのだから絶対に内定をとりたい」と、ずっと張り詰めていました。そのせいなのか、面接室に入った途端にものすごい緊張が襲ってきました。結果、ちぐはぐなことしか言えず、最後に面接官から「後半で笑顔を見ることができて良かった」と伝えられてしまうほどでした。そして面接室から出た途端、緊張の糸がほどけたと同時に後悔が襲い掛かり、勝手に涙が溢れる始末……。

 何度思い返しても最悪な面接でしたが、この一件があったからこそ、私は「緊張も自分でコントロールする」ことを心掛けるようになりました。皆さんはくれぐれも、意気込みすぎて空回りしないようにしてくださいね。そして誰かと会話をするときには、笑顔と元気を大切に!

近況

私の趣味の1つに異国料理巡りがあります。最近訪ねたのは、エジプト料理のお店です!
エイシ(パンの名称)やフムス(ひよこ豆のペースト)など、普段は口にすることのないお料理ばかりでした。大抵の国の料理は食べられてしまう東京、すごい……!

近況3

第 4 回

あの時の一歩があったから2024年04月01日 掲載

 「ぜーったいに受からない!」。これが、私が朝日新聞出版のエントリーシートと対峙したときに、最初に感じたことでした。「新聞」という言葉が社名にあるだけでもハードルが高い印象でしたが、エントリーシートにニュース検定取得の有無を記載する欄があることを知った瞬間、「私ではこの会社は無理かもしれない」と思ったのを覚えています。しかし、そこまで数も多くない総合出版社に入社するチャンスを、最初から投げ出す勇気もありません…。ひとまずエントリートを完成させることにしました。

 そのためにこれまでに触れた朝日新聞出版の出版物を見返したり、書店で他を探したりしました。この過程で、同社への関心もさらに高まっていきました。エントリーシートは手書きだったため、締め切り直前まで記入する内容を考え続け、郵便局の営業が終わるギリギリのところで滑り込みました(マネしないでね)。

 自信は全くありませんでしたが、私が今こうして「就活虎の巻」を執筆できているのは、最初の一歩があったからこそなんですね。

近況

無事引越しがひと段落し日用品の買い出しに行こうとすると、何だか甘い匂いが漂ってきます。写真に写っているのがその正体で、母が沈丁花というのだと教えてくれました(花言葉は「栄光」「勝利」「不滅」)。新しい街、春のにおい、一人勝手にソワソワわくわくしてきた瞬間でした……!

近況4

第 5 回

採用試験を、回顧してみた。2024年04月15日 掲載

 改めて振り返ると、自分がどういう人間か、どんなことをやりたいのかをしっかり見てくださる採用試験だったと思います。一次面接前は、最近のニュースについて難しい意見を求められたらどうしようなどと、一人でぐるぐる考えていました(エントリーシートでニュース検定取得の有無を問われていたため)。しかし実際には、表面的な知識よりも出版業界や出版物について自分なりに考えたことを引き出してくれる質問が多かった印象です。おかげで、それらをしっかりと伝えることができました。2次面接では、私自身についてさらに深く質問していただきました。面接としてというよりは本当に興味を持って聞いてくださっているようで、緊張しながらも楽しくお話できたのを覚えています。最終面接はやはり一番緊張した回でしたが、社長の「今日は何時に起きたの?」という質問でいくらか落ち着くことができたのでした(笑)

 想いや熱量を丁寧に受け止めてくれる面接だと思うので、ぜひそれらを思いっきりぶつけてみてください!!

近況

今回はみんなが気になる(!?) 社員食堂のメニューをお見せしたいと思います!この日は「鶏肉の豆鼓味噌だれ」をオーダーしました。入社して間もないですが、すでに食堂にはお世話になっています…!とても美味しく、食堂の大きな窓から見える東京の街も素敵でした!

近況5

号 外

就活虎の巻号外2024年05月07日 掲載

 皆さんこんにちは!今回は就活虎の巻「号外編」として、新卒採用で入社された先輩社員の方々に「お仕事内容」について伺います。
 お話してくださるのは、大谷百合絵さん(AERA dot.編集部・新卒入社7年目)、増田侑真さん(書籍編集部・同7年目)、小山歩さん(AERA dot.編集部・同3年目)の3名です(以下敬称略)。

―――皆さんの仕事内容について教えてください!
(大谷) 記者の仕事はシンプルで、「毎週記事のテーマを考える→決定した企画の準備→(取材を申し込む、下調べをするなど)→実際に取材をして記事を書く」のサイクルを繰り返します。
(小山) 今の部署はまだ来たばかりで、1年目は販売部にいました。
販売部では毎月上がってくる書籍の初版部数を精査したり、店舗でどのように展開してもらうかを書店の方と相談しながら決定したりしました。
(増田) 書籍編集部は本を作ってます!
(大谷&小山) もう少し詳しく(笑)
(増田) 進行中の企画は色々あります。例えば、一般向けの世界史の本や半導体に関する本や野球に関する本や……。3・4つを同時並行で進めることが多いですね。

―――ちなみに、編集者ごとに担当する本のジャンルは決められているのでしょうか?
(増田) そんなこともないです!基本的にはどんな本でも作ることができます。ただ、それぞれ得意ジャンルはあるかな。僕の場合は、ビジネス系や自己啓発系に関しては、今でも勉強中って感じで……(笑)。世界史や哲学、政治経済の本をよく作ってますね。

 最初に皆さんの仕事内容についてお伺いしました。一つのジャンルにとらわれずに本づくりできるのはとても魅力的ですね。
 この後に続く「お仕事の経験談」については、大谷さんと小山さんに詳しくお聞きしました。そちらは「マイナビ2025」にて配信しています。具体的なエピソードがいっぱいで私自身とても参考になりました!ぜひチェックしてみてください!

第 6 回

私がここに決めた理由2024年05月13日 掲載

 私が朝日新聞出版で働きたいと思った理由は、主に三つです。まず、やっぱり私は本やカルチャーに関わるお仕事がしたかった。どの部署に配属されても本やその内容を考えることができるのは、私にとって大きな魅力でした。また総合出版社であるため、その分入社後に挑戦できる事柄も幅広いと感じました。

 次に、採用試験全体を通して感じた社員の方々の人の良さや環境です。環境に関しては、いつのまにかはじめの頃よりも自由な印象を会社に対して抱くようになっていました(余談ですが私は服が好きなので、OG訪問をさせていただいた方の勤務中の服の自由度を見て、志望度がさらに上がりました(笑))。

 そして最後の理由は「マッチングしたから」です。私が関心を持ちアピールした結果、自分の良いところを見出してくれたのがこの会社でした。面接を何社か経験すると手ごたえのあるものとそうではないものに分けられていきますが、もしかするとそれには自分と会社との相性も少なからず関係するのかも……?

近況

週末に大好きなバンドの野外ライブに参戦しました!今年は結成10周年ということもあり、会場は大盛り上がりでした~!生演奏を聴くことができるのはライブの魅力ですが、実は周りの方々の表情や体全体に響く爆音、まぶしい照明など、空間そのものが好きだったりもします……(笑)

近況6

第 7 回

はじめてのしゅうかつせいの皆さんへ2024年05月20日 掲載

 皆さんこんにちは(こんばんは)!最後に二つのことをお伝えしたいと思います。

 まず、就活に正解なんてありません!私も就活中は、他の業界も複数うけながら出版社の内定を手にしたOBや、一瞬で就活を終えた友人の話などを聞いて落ち込むことがありました。また、様々な業界を受けるべきだという人、ある程度絞って賭けるべきだという人、真逆のアドバイスをする方々にも出会いました。どちらがより正しいのかは正直今でも分かりません。ですが器用貧乏の私は、傲慢ながら「編集者に向いているは自分だ」と信じて出版業界に賭け続ける戦法を取りました。結果最後まで諦めなかったことが、内定に繋がりました。皆さんも就活をするなかで様々な意見をもらうことになると思います。それらを参考にしつつ、最後は自分の選択に自信を持って最後までやり抜いてください!

 そして二つ目、自分自身や社会とじっくり向き合う、滅多にない機会をぜひぜひ楽しんでください!!応援しています。

近況

最近「完璧じゃないパフェ」が食べたくなり、フルーツパーラーへ。というのも「パフェって実は完璧じゃないよね」という会話が繰り広げられる映画の影響です(パフェはフランス語で「完璧」の意味)。
そして上記の旨を同期に伝えたところ、瞬時にそのシーンの会話を再現してくれました!エンタメ愛溢れる同期と共通の作品で盛り上がったり、自分が通ってこなかった作品を教えてもらったりするのが、とても楽しいです。
ちなみに「完璧じゃないパフェが食べたい」と言いながら、ちゃっかりおいしいパフェを選んでしまいました^^(笑)

近況7
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