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納得のいく就職活動

人間文化学部

吹上 さくら

吹上 さくら

第 1 回

少しずつ始めてみましょう2025年02月03日 掲載

 はじめまして、内定者の吹上です。

 最初に、これから就活を進めていくという皆さんに絶対にお伝えしておきたいことがあります。それは「わたしはわたし」という気持ちを忘れないこと。悩み事をいろんな人に相談して教えを乞うタイプの私は、就活中も沢山の人にアドバイスをもらっていました。でも、なかなかうまくいかず途中でふと気づいたことが。それは、性格もバックグラウンドも全く同じ人はいないのだから、就活中の自分の売り出し方も人それぞれだということです。だから、周りの人からもらうアドバイスも、私がこれからするお話も全て「ありがとう。参考にします。でも、わたしはわたし。」と唱えながら落とし込んでみてほしいです。

 冒頭が長くなりすぎましたが、私が就活を始めるにあたって準備していたのは、自分の考えを深掘りしてスマホに書き留めることです。例えば「インターン先でこんなことが辛かった。でもここは自分の強みだと分かったから次はこうしよう」とか「アルバイトをやめよう。もっとこうしたいから」とか「素敵な人に会って、綺麗な景色を見て、こう思った」とか。日記とは無縁の私でもスマホにささっと書くのは簡単で、それが案外企業選びや自己分析に役立ちました。もし、今もう自己分析が必要な方であれば、いろんなターニングポイントで自分が「どう考えていたか」遡って考えを掘ってみてくださいね。

近況

母とお家探しの旅をしました!新宿駅でなら3日くらい迷えるのではないかというくらいの方向音痴親子で、東京を1日中バタバタして、無事にお家が決まりました。ついでに会社のある築地市場駅付近を散策していると、美味しそうな食堂を発見!お腹が空いていたので即入店。お米、お味噌汁、肉、魚とお膳に乗せられた全てが美味しかったです…!

近況1

第 2 回

エントリーシートを出して経験値UP!2025年03月03日 掲載

 3月に入った頃の私は、とにかく色んな企業にエントリーシートを出していました。「出版社1本!」と決めていたつもりが、家族や先輩に「出しまくりや」と言われ、気づけば20社以上出していました。エントリーシートを出せば出すほど良いと言いたい訳ではありません。ただ、沢山出すことによって文章はブラッシュアップされ、面接経験やテスト経験を積むきっかけにもなったという点で、良かったなと思うので、もし当時の私のように「行きたい企業に集中した方が良い」と考えている就活生がいたら、「ちょっとずつ視野を広げて色んな企業に出してみるのもひとつだよ」と言いたいです!

 エントリーシートを提出するにあたっては、自己分析と企業分析をしました。自分を深掘りして客観的に分析し、それと同時に企業がどんなことをしているのか、何を大切にしているのか等を分析する。そして重なる部分を特にアピールできるようにエントリーシートを作っていました。また、ついつい企業に迎合しようとして自分らしさを忘れてしまわないように、自分らしさを出しすぎて独りよがりな文章になってしまわないように、家族・友人・先輩にも読んでもらっていました。

 みなさんも、周りの人の力を借りながら、色々な企業にエントリーシートを出してみてください!経験値UPにつながるはずです~!

近況

スウェーデンに来ました!街中のあらゆるところがスタイリッシュで圧倒されています。ストックホルムは地下鉄アートが有名ということで、地下鉄に乗ってみました。こちらはT-Centralen駅です。かっこいい…!そんな感じで色んなアートを楽しみつつ、数日後には北の街キルナへ行って、オーロラが見られるか運試しをしようと思います!それではまた〜

近況2

第 3 回

ワクワクへのアプローチ☆2025年03月10日 掲載

 私が就活中に心がけていたことは「ワクワクにアプローチすること」です。「こんな仕事がしたい!」「こんな方々と一緒に働きたい!」とワクワクを見つけては、企業研究と自己分析、テスト対策、面接練習をする。それから面接に行って思いを伝える。面接が通らなかったら、何がダメだったのか縁が無かったのか、色々考えながらもまた、新しいワクワクを探してそのときできることを必死にやる。迷ったり落ち込んだりしたときにこそ、それを意識していました。そうするうちに新しいワクワクがどんどん見えてきて、少しずつ前に進めた気がします。落ち込んで、落ち込んで、お風呂で歌うことだけがワクワクになったようなときもありましたが、そのときは必死に歌を歌っていました。

近況

オーロラ観測をしました。雲が多くてなかなか見られず、諦めかけていたところ「ハロー!」とおばさまが。次はきっと30分後くらいだよ、と教えてくれました。言われた時間に外へ出て暫く空を見ているとオーロラが。朧げにゆらゆらと広がり、肉眼では微かにですが、空が緑がかってゆきました。おばさまや見られるといいねと言ってくれた方々の優しさがそこに詰まっているような気がして、感動しました。

近況3

第 4 回

朝日新聞出版を受けようと決めた理由2025年04月01日 掲載

 私が朝日新聞出版を受けようと決めた理由は、主に2つあります。1つは、本や雑誌の編集に携わりたいと考えていたことです。旅行本やカルチャーマガジンが好きだったことをきっかけに、出版業界に興味を持ち、インターン等を通じて様々な本を作りたいと思うようになりました。そして、もう1つは朝日新聞出版で働く方々と一緒に働きたいと思ったことです。説明会を受けて仕事への姿勢や人柄に惹かれました。私はチームプレイが大好きなので、企業を選ぶ上でこの点は結構重視していたかもしれません。

 他にも理由は沢山あるのですが、結局はワクワクしたことです!前回の記事でもお話しさせていただいたみたいに、ワクワクを追い求めた結果、朝日新聞出版を受けていました!

近況

私の胃袋にアイスクリームシーズンが訪れました!かなりのアイスクリーム好きの私は、年中アイスクリームを食べているのですが、今年の冬はさすがに寒すぎて失速気味になっていました。最近は暖かい日が増え、毎日パクパク。シーズンが来たことを実感しています。

近況4

第 5 回

採用試験の印象2025年04月14日 掲載

 朝日新聞出版の採用試験は「自然体」でした。一次面接から最終面接まで、面接官の皆さんがすごく自然体で話しかけてくださった印象があります。ただただ後輩社員と会話をしているかのように、だから自分も「先輩とお話ししている」というような感覚でいられました。作文試験も同様です。学校でテストを受けるときのように、見守ってくださります。なので、どうか安心して挑んでください。

 そうは言っても、私は全試験しっかり緊張していました。そんなときには「緊張があった方が、アドレナリンが出てベストパフォーマンスができる!」と言い聞かせ、拳で胸を2、3回叩いていました。良かったら、やってみてください。

 少し話が逸れてしまいましたが、朝日新聞出版の採用試験はとにかく自然体でいさせてくれると思います。気負わずにいてください。

近況

新入社員研修を受けに行きました。社会人としてのマナーなどを沢山学ぶことができました。これが掲載される頃には10日ほどが経ち、学んだことが少しずつ定着していることを願います。そして、この研修期間のお楽しみは同期とのお昼です!この日は中華に行き、私は五目そばを食べました。みんなと啜る麺!最高!!

近況5

号 外

就活虎の巻号外2025年05月07日 掲載

 今回は、先輩社員のお三方(新卒入社8年目の宇治田さん、同6年目の永井さん、同3年目木造さん)へインタビューをさせていただきました!「お仕事のこと」や「学生時代のこと」に関してお伺いしました。こちらではその一部をご紹介します。

―――学生時代の経験で現在のお仕事に生かされていることはありますか?
(宇治田) 学生時代は言語学科に所属していました。現在は言語学者に執筆を依頼するということも多く、日々その学びが生かされていると感じています。
(木造) 学生時代はたくさん遊びました(笑)アニメ、音楽、…といった趣味は企画づくりにも繋がると思います。そして、学生時代にやっていたダンスは、現在仕事の息抜きになっています。
(永井) 私は学生時代、日本史を学んでいました。また、塾でアルバイトをしていたこともあります。歴史を分かりやすく解説するなど『日常にあるものを初心者向けにする』という実用書編集においては、そういった学びや経験が生かせると思っています。

―――入社後1,2年目の経験は現在にどのように繋がっていますか?
(宇治田) 私は入社3年目までは販売部にいました。販売部との繋がりが深いからこそ、売り上げについても良く知ることができています。

 学んだ経験、遊んだ経験、学生時代の様々な経験が生かせるのは、出版社ならではの魅力だと思います。私はまだ入社したばかりですが、すでにあらゆるバックグラウンドを持つ方々と出会い、朝日新聞出版の多様性を感じています。また、部署異動をしたときにそれまでの繋がりや経験が生かせるというのも、とても魅力的だと思いました。
 宇治田さん、永井さん、木造さん、この度は貴重なお時間をいただきありがとうございました。そして、記事をお読みくださったみなさん、ありがとうございました。
 このインタビューの続きはマイナビ2026に掲載させていただきます。そちらでは、「本の読み方」「本のつくり方」について詳しくインタビューをしています。合わせてご覧いただければと思います!

第 6 回

入社を決めた理由2025年05月12日 掲載

 私が入社を決めた理由は、最終面接のときの社長の一言にあります。最近気になっているトピックを聞かれ「金利の上昇!」と答えた私に、社長は「らしくないこと言って」と笑いながら仰いました。私は見抜かれている!と思いました。そして、それが嬉しくもありました。丁度その頃、全く別の企業に内定を頂き「背伸びしすぎな自分が評価されているのではないか」、「入社して合わなかったらどうしよう」と思っていたので、なおさら。帰り道、駅の階段で頂いた一言を思い出し「やばいかな。けどこれで内定もらえたら入社やな♪」と思ったことを今でも鮮明に覚えています。

 ありのままの自分を受け入れてもらえることは、本当に幸せなことだと思います。なので、そんな環境にいられることに感謝し、成長していきたいなと思います。

近況

特急電車に乗って日光へ行きました!そして、このかわいい三猿の人形焼に出会いました。「可愛すぎて食べられないね。」と数分眺めてからパクっと。しっかりめちゃくちゃ美味しかったです。関西にいると、なかなか北関東に訪れることはなかったので、東京に来て旅がまた一段と楽しくなったと感じています。

近況6

第 7 回

納得のいく就職活動にするために2025年05月19日 掲載

 「相手も人間やねんから」これは最終面接前、兄が私に言った言葉です。オンライン面談の様子を見た兄は「相手も同じ人間なのだから、変に良く見せようとしたり、愛想笑いをしたりしては失礼だ」ということを私に指摘しました。以前の記事で、朝日新聞出版の面接では自然体でいられたと言いましたが、多分兄に言わせれば、最終面接より前はまだまだ猫を被った私だったのでしょう。私の何百倍もフラットに人と関われる彼だからこそくれたその指摘に、ハッとさせられました。そして、最終面接ではもっともっと意識的に自分を出そう、フラットに話そう、と決めました。その結果ありのままの自分を見抜いてもらえて、受け入れてもらえて、私の就職活動は納得のいくものになりました。きっと結果がどうであれ、納得していたと思います。自然体の自分を受け入れてくれる企業を見つけることこそが、私にとって納得のいく就職活動だったのでしょう。

 これを読んでくださった就活生の皆さんが、それぞれの形で、納得のいく就職活動ができることを心から願っています。

近況

帰省しました。湖岸でコーヒーを淹れ、キャッチボールをして、鳩と一緒に寝ました。幸せでした……!「20回ラリーを続けよう」とバドミントンもしましたが、15,6回どまりでした。風のせいにして帰りました。次は絶対に達成するぞ!

近況7
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