就活虎の巻spロゴ

とりあえずマイペースで

社会学部

金山佐和

金山佐和

第 6 回

就職活動生へ伝えたいこと2019年06月05日 掲載

 この「虎の巻」は気恥ずかしさもありつい淡々と書いてしまいましたが、実際は自分の器の小ささと中身のなさ、打たれ弱さにうじうじと悩み続ける日々でした。皆さんもきっと、好きなことを仕事にしようとするつらさと少なからず向き合うことと思います。そんなとき私は不要になったESをびりびり破って散歩に出かけ、アイドルのラジオ番組とおいしいものでひといきついていました。冷静に考えるとそんなことをしている場合ではないのですが、あえて就職活動のリズムを乱してマイペースを装備するのは、根っからポジティブになるよりは少し簡単です。

 そういえば、面接で席につくとき「よっこいしょ、」と両手で「肝を据わらせる」イメージをしていました。ほどよく気が抜けるのでよかったら試してみてください。皆さんが納得して就職活動を終えられることを願っています。

近況

チャイの道を歩み始めました。スパイスの組み合わせ、水とミルクの割合、蒸らしの時間などをノートにつけて研究しています。今はまだ何が足りないのかも分からず手あたり次第にパターンを試すばかりですが、いつかきっと、理想のチャイの黄金比を割り出すのです……!、と燃えています。

近況6

第 5 回

朝日新聞出版に入社を決めた理由2019年05月10日 掲載

 最終面接は気がつくと終わっていたような感じで内定の手応えはありませんでした。しかもその時点で私は出版社の内定をひとつも持っておらず、就職浪人か雑誌編集部でのアルバイト(実際に選考が進んでいました)か、何か次の方法を本格的に考え始めなければならない時期でもありました。かといって気持ちを切り替えることもできないまま「とりあえず朝日新聞出版の結果が出るまでは何も考えなくていいや」とすっかり脱力して講義を受けているところに内定のご連絡をいただき、うれしさ以前にとにかくほっとしたのを覚えています。もちろん迷わず「よろしくお願いいたします」とお伝えしました。

 入社後も皆さまあたたかく迎えてくださり、最後の最後で拾っていただいた会社が朝日新聞出版でよかったな、としみじみ思っています。

近況

今の家にもだいぶ慣れてきました。毎朝いい具合に陽が入るので、ついついベッドに長居してしまいます。玄関にはキングペンギンがいます。ドアを開けてまず目に入るところに置いているので、出迎えてくれているような感じになってかわいいんです。

近況5

第 4 回

朝日新聞出版の採用試験の印象2019年04月24日 掲載

 筆記試験は時事問題からデータ計算まで幅広いジャンルから出題され、準備しただけそのまま点数になるような問題構成だったと思います。作文試験も素朴で書きやすいお題でしたが、その頃精神的に追い込まれていた私は勢いのままにエッセイのようなものを書きなぐってしまいました……。あとから恥ずかしくてたまらなくなり、自己中心的な答案を提出してしまったことを後悔しました。

 面接は毎回和やかな雰囲気で、面接官の方々は試すというよりはこちらのことを知ろうと質問を投げかけてくださる印象でしたし、幸い作文にも笑いながら触れてくださったのでほっとしました。

 選考の対策としては、キーワードを意識してニュースを読む、思いついたことや感想はそのつど高い解像度で言語化しておくなど、普段のインプット・アウトプットをひとつひとつ丁寧に行うことを心掛けていました。説明会のメモやら本の感想やらを一冊のノートにためておくと面接の待ち時間にパラパラできて便利です。

近況

この春から「10年メモ」をはじめました。食べたものや、その日新しく好きになった曲などを書き込んでいます。最近は南米のジャズやポップスをよく聴いています。ポルトガル語もスペイン語もまったくわからないのに、「これは自分の曲だ」と思うことがあるのが不思議です。

近況4

説明会報告

「就活虎の巻」号外2019年04月16日 掲載

 先日行われた会社説明会で、新入社員として就活生の皆さんの質問にお答えしました。よくいただいた質問をいくつかご紹介します。

 まず志望動機についてですが、「本が好きだから」以上に書くことが思い浮かばないという悩みを話される方がたくさんいらっしゃいました。「本で読者に何を伝えたいのか」「もし入社できたらどこの部署でどういう仕事をしたいのか」をなるべく具体的に思い描くと自分なりの志望動機が書けると思います。私の場合は「対面の会話では伝えきれない考えや感動も本を通してなら相手と共有できるかもしれない」という希望が志望動機の根底にずっとありました。企業が求める人物像を意識しすぎず、自分らしい熱意を言葉にしてみてください。

 筆記試験対策について、これをこなせば万全と言い切れるものはありません。「これだけやったから大丈夫だろう」と安心できるラインを自分なりに決めてみてはいかがでしょうか。もちろん、そのための対策の内容・量は人によって違うと思います。私は世界史や文学史に不安があったので、高校生用の資料集を寝る前に少しずつ読んでいました。それが本番の試験でどれだけ点数につながったのかというと何とも言えないのですが、気持ちの安定には役立ちました。

 作文は、自分が何分で何文字かけるのか、手ぐせで書いたとき話をまとめるのに何文字使うのかを知っておくと時間配分に余裕が出るのでおすすめです。伝えたいことを時間内に書ききることができれば、作文試験について後悔することはないと思います。

 選考を受ける不安とその結果を待つ不安で落ち着かない毎日かもしれません。対処できそうな不安からすこしずつつぶして、ねばり強く頑張ってください。

第 3 回

朝日新聞出版を受けようと決めた理由2019年04月01日 掲載

 できれば総合出版社で働きたいと思って企業をリストアップしていくなかで、日ごろ好んで読む『TRIPPER』や『AERA』を発行する朝日新聞出版を受けようと決めたのは自然なことでした。その後あらためて朝日新聞出版の雑誌や書籍を見渡したときに、どの部署に行ってもやりたいことを見つけられそうだと感じたことも志望度を上げるきっかけだったかもしれません。新聞にルーツをもつ出版社であることも、大学の新聞部に所属していた自分の気質と合いそうに思えました。

 本当に曖昧な話になってしまいますが、出版物や会社説明会の雰囲気のところどころから感じた「ここは自分となじみが良さそうだな」という予感のようなものがずっとモチベーションになっていた気がします。その安心感のおかげか、選考にも比較的リラックスして臨めました。

近況

これを書いているときは実家にいて、毎日うさぎをなでています。どこから見てもかわいいのですが、後頭部あたりなんかは特にかわいいです。かわいがりすぎたせいかうさぎは私を専属マッサージ師と思っているようで、なでる手を止めたままでいるとひっかきや咬みのお叱りを受けます。

近況3

第 2 回

就職活動において心がけていたこと2019年03月08日 掲載

 就職活動が佳境に入るまでは「しんどい言うても『夏は暑くてしんどい』レベルのしんどさやろ」とへらへらしていたのですが、常に何らかの結果通知を待つ生活は思った以上に気が休まらないものでした。映画を観に行ったりうさぎを撫でたりと気を緩める時間を用意してなんとか乗り切りました。

 そのように自分の時間でバランスを取った分、就職活動そのものには割り切って臨みました。普段、何か答えを出そうとすると妙にこねくり回して考えてしまう癖が私にはあるようで、「ESは作文コンテストじゃないよ」「会話の途中で勝手に言葉の壁打ちを始めない方がいい」などとしばしば友人にたしなめられてしまいます。筆記試験の論述や面接の受け答えではそんな自分を一旦封印して、素直で簡潔な表現を意識しました。

近況

台湾で茶藝館に行きました。お茶を飲む前に香りを聞く手順があるのですが、杯に注いだお茶の表面の香りと、空になった杯の底の香りが全然違うんです。家にあるマグカップと茶葉でも試しましたが、まったく同じ香りでした......。茶藝の道具は見た目も可愛いので、こつこつ揃えていきたいです。

近況2

第 1 回

昨年のプレエントリーの時期に、どのような活動をしていたか2019年02月28日 掲載

 3月は毎日山ほどメールが届き、ほとんど何もしていないのに気持ちだけどこかあわただしかったのを覚えています。遊び納めの名目で出かけつつ、余計に気負って途中で力尽きてしまわないようなるべく普段通りの生活を心がけていました。

 とはいえ、ニュースの読み方や趣味の時間は少しずつ就職活動を意識したものになっていったかもしれません。それまで守備範囲外だった話題にも興味を向けるようになりました。

 ぼちぼちESに手をつけはじめれば、本・音楽・映画など自分を構成してきた作品を振り返ることもおのずと増えていきます。好きな作品をあらためて今の自分の言葉で語りなおすことには不思議とスリリングな楽しさがあり、これからの就職活動もこの気持ちでいられれば大丈夫かな、と思えました。

近況

約3年間続けたレコード屋でのアルバイトを終えました。
勤務中に気になったタイトルをささっとメモして、帰り道にサブスクで聴く……というのがいつのまにかすっかり習慣になっていました。
写真は実家で暮らしているかわいいうさぎです。

近況1
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