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永井優希 永井優希

ビジネスの最前線!
広告営業

永井優希(2020年入社 新卒採用)

  • 営業部門
  • 広告・雑誌
  • 3年目

 朝日新聞出版メディアビジネス部は、『AERA』をはじめとする雑誌媒体やWEBニュースサイト『AERA dot.』の広告枠をクライアントに提案することが主な仕事です。広告会社やクライアントから問い合わせを受けてプランニングをしたり、広告企画を立ち上げて自らアポイントメントをとって提案したり、セールスの仕方は様々です。

 広告営業の仕事は「カードゲーム」に似ていると感じます。相手(クライアント)に対して、いかに良いカードを提示(提案)できるか…!

 良い提案をするには、まずは「カードの組み合わせを工夫する」必要があります。つまり色々な媒体を組み合わせて提案するという意味です。『AERA with Kids』や『ジュニアエラ』などターゲットが似ている媒体をセットにしたり、時にはグループ会社である新聞を組み合わせたり、提案できる媒体の幅は広いです。

 次に、良い提案をするには、「カードそのものを強くする」という方法があります。媒体そのものや企画を強くするという意味です。編集部に相談して特集を組んだり、新しい広告企画を立ち上げたり、色々な方法があります。例えば、大学と企業で座談会をする企画は大好評でした。雑誌媒体の広告セールスは難しいといわれていますが、工夫次第で可能性があることを学びました。

 このように広告営業の仕事は裁量権が大きいことが醍醐味です。そして色々な業界を担当するので、様々な分野で世の中のトレンドを知ることができます。私も3年間で、ファッション、医療、食品、大学…と本当に幅広い業種を担当しました。入社当時はあまり時計に興味がありませんでしたが、「“営業を頑張った証”としての機械式時計」を購入するなど、自らの興味関心が広がったのは良い経験です。

 偉そうに申しましたが、私もまだ3年目で上手くいかないことも多くあります。提案がなかなか決まらなかったり、クライアントにお叱りをいただいたり…。そんな時は先輩方がアドバイスしてくれます。新卒で入社してビジネスマナーも分かっていなかったような段階で配属されましたが、「質問をするのに躊躇しない環境であったこと」これが一番幸せなことだったと感じています。皆さまをお待ちしております!

(2022年12月執筆)

永井優希

プロフィール

永井優希

永井優希2020年入社(新卒採用)

2020年6月より営業本部 広告部(現メディアビジネス部)へ配属。ファッション・医療・食品・大学の業種の広告営業を担当。現在は、書籍本部生活・文化編集部で主に実用書の編集を担当。

ある日の一日(業務の一日)

  • 直行
    直行

    今日は朝からクライアントを訪問する日。(緊張するな…)

  • 電話
    電話

    外出中でも鳴る電話。(忙しい…と思いきや、あ!提案が決まりそうかも!)

  • クライアントへ提案
    クライアントへ提案

    クライアントへ直接提案(色々な人と話すことはなんだかんだ楽しいです)。

  • お昼
    お昼

    帰社して社食でランチ(いただきます~)。

  • オンライン打ち合わせ
    オンライン打ち合わせ

    広告会社と次の提案に向けて打ち合わせ。最近はオンラインで行うことも増えました。

  • 休憩
    休憩

    後輩、本田さんとひと休み。(仕事以外のお話も…?)

  • メールチェック&原稿確認
    メールチェック&原稿確認

    問い合わせに対応したり、タイアップ広告の原稿確認をしたり、デスクワークの時間です。(誤字がないように慎重に…!)

教えて!先輩。

上田先輩

サバイバルプロジェクト室上田真美

仕事で失敗したとき、どうやって立ち直れば良いでしょうか?(永井)

仕事で失敗したときは、無理に立ち直らなくて良いと思います。(上田)

 サバイバルプロジェクト室以前も、ニュースサイト(現AERA dot.)の立ち上げやライツビジネスなど、新規事業に長く携わっているせいか、私にとって「失敗」はそう悪いものではありません。新規事業はなにが「正解」か分からないので、失敗も「その方法だと上手くいかない」という大事な情報であり、それが分かっただけ一つの前進なのです。大切なことは、二度と同じ失敗をしないことだけかなと思います。
 今出版業界そのものが「正解」の分からない状態なので、それはどの仕事にも当てはまるのではないでしょうか。何もしなければ失敗もしない訳で、失敗は挑戦の証でもあります。どんどん挑戦して、どんどん失敗して、どこかで成功すればOKだと思います。

 ただそんな達観したようなことを偉そうに言いながら、私も時に失敗から立ち直れないと思うことがあります。
 例えば以前在籍した宣伝プロモーション部の仕事は、雑誌や書籍の魅力を一人でも多くの方に伝えることです。本の魅力はそれぞれ違うし、届けたい読者も違うし、時代は常に変わっているし、予算は少ないし(笑)、毎回どう宣伝するか悩みました。宣伝の力が大ヒットに導くこともあれば、宣伝ののせいで読者と本の出会いを狭めることもあります。それが宣伝の責任でもあり醍醐味だと思います。
 なのにプロモーションがうまくいかず、注力作品が思ったように売れないと、その申し訳なさに苦しくて自分を見失いそうになります。でも現実としてこういう苦い失敗は、どんなに立ち直ることを優先したところで、消えません。抱えたまま走り続け、仕事で取り返すしかないのです。
 原因を分析すれば、自分がするべきこと、もしくは二度としてはいけないことが見えるはず。そこから先は、自分を信じて走り続けるしかないかなと思います。

 それでも辛い時は、先輩の失敗談を聞くことをオススメします。偉大な先輩方は、どでかい失敗をしています。そんなお話をお聞きすると、自分の失敗や悩みなんてどうってことないなと思えますよ。

上田先輩と永井

撮影:写真映像部 高野楓菜

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