文庫
週末ちょっとディープなタイ旅
下川 裕治 著 / 阿部 稔哉 写真
ISBN:9784022618948
定価:770円(税込)
発売日:2017年2月7日
A6判並製  272ページ 
品切れ・再販未定

日本人大好きタイ料理はタイ中華?
ガイドブックでは紹介されない裏の乗り物が市民の足、気まぐれタイ鉄道でラオスへ。
したたかで、しなやかな「微笑みの国」をめぐる――。

タイ料理とタイ中華料理はどう違う? バスやタクシーはもう不便な乗り物? 軍事政権が飲酒や風俗をとり締まり清廉潔白なイメージを演出しようとするなか、国王死去の報が国中を駆け巡った。そしてバンコクの先へ。各駅停車に揺られて、音のないラオスの田舎に迷い込む。

【目次より】
第一章 「日本人好みのタイ料理」はタイ料理じゃない?
[コラム]タイ中華料理に染まるフードコート
第二章 裏の交通機関が市民の足というバンコク
[コラム]パープルラインに乗ってチャオプラヤー川を越える
第三章 清廉さをアピールする軍事政権のうさん臭さ
[コラム]国境で嘆く不法就労の日本人たち
第四章 プミポン国王の死去。喪はやはりタイ式だった
[コラム]バンコクの中間層が黒服狂騒曲を生む?
第五章 タイ国鉄に乗りまくってわかる「遅れ」の正しい理由
[コラム]一泊千バーツ前後。地方の老舗ホテルの味わい
第六章 タイとベトナムを嫌い、ラオスが近づいた中国の怖さ
[コラム]ラオス人が自国の空港のように使うウドンターニーの空港
第七章 音のないラオスの村はビエンチャンから北に一時間半
[コラム]ルアンパバーンはバックパッカーの聖地への入口

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