書籍
医療・健康
医者の死生観
名医が語る「いのち」の終わり
梶 葉子
ISBN:9784023316850
定価:1019円(税込)
発売日:2018年2月20日
四六判並製  192ページ 
品切れ・再販未定

「いのちが終わる」その時、何を思い、何を感じるだろうか。生と死を間近で見続けてきた医師が、自身の「死生観」を語る。名医20人から紡ぎ出される言葉のすべては、来たる多死社会へのプロローグ。読み終えれば心が熱く、しかし軽くなる一冊。

●人はみんな、自分が死ぬと思ってるだろうか?
濱邊祐一
東京都立墨東病院高度救命救急センター部長

●確信が持てないものに関しては、信じるか信じないか。
山崎章郎
ケアタウン小平クリニック(東京都小平市) 院長

●自分が今生きているのはたまたま、幸運としか言いようがない。
大津秀一
東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンター センター長

●身内の死を経て初めて、人の死はリアリティを帯びる
太田秀樹
医療法人アスムス(栃木県小山市) 理事長

●亡くなった人への想いを心に刻んで生きることで、彼らも生き続ける。
石木幹人
陸前高田市国民健康保険二又診療所(岩手県陸前高田市)所長

●死を身近に感じていなければ、生きることに一生懸命にはなれない
山中克郎
諏訪中央病院内科総合診療部(長野県茅野市)/院長補佐

●死んだら天国に行くという確信は、自身に一種の安定感を与える。
青木 眞
感染症コンサルタント

●死んだら、きれいさっぱり、跡形もないほうがいい。
荒井保明
国立がん研究センター 理事長特任補佐/中央病院放射線診断科 科長/IVRセンター センター長

●死ぬことと生きることは、常にペアで考えなければいけない。
阿南英明
藤沢市民病院 診療部長/救命救急センター センター長

●一個の人間は死んでしまうけれど、それで終わるわけでもない。
松村真司
松村医院(東京都世田谷区)院長

●納得して人生を終えられたらいい。
荻野美恵子
国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター 教授

●人生には必ず、幕引きがある。
林 寛之
福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部教授

●死は、誰もが乗り越え、ステップを踏んでいくもの。
石木愛子
東北大学加齢医学研究所脳科学研究部門老年医学分野/東北大学病院 加齢・老年病科

●いたずらに死を恐れず、今をいかに生きるか。
井上信明
国立国際医療研究センター国際医療協力局人材開発部

●人は死に方を選べない。ジタバタせず自然に任せた方がいい。
山王直子
山王クリニック(東京都港区)院長

●どんな状況でも、死を考えるのではなく生を作る。
天野 篤
順天堂大学医学部附属順天堂医院 院長/順天堂大学医学部心臓血管外科 教授

●死の捉え方は、環境次第で違ってくる。
中山惠美子
London School of Hygiene and Tropical Medicine, Msc Public Health/亀田総合病院非常勤災害対策室長

●死があるからこそ、生を意識し、言語化できる。
木之下 徹
のぞみメモリークリニック(東京都三鷹市)院長

●「いのち」は、死んで終わるものではない。
沼口 諭
沼口医院(岐阜県大垣市) 院長/僧侶

●最もつらいのは、道半ばでの死。
加藤友朗
コロンビア大学ニューヨーク・プレスビテリアン病院外科 教授

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