東京地検特捜部の解体を狙う法務省の思惑に抗い、最高検察庁検事総長の伊東は、自らの直轄組織〈ニチョウ〉を設立した。その統括者に任命された立花が手にした怪しげな投書。それは、十年ほど前に起きた殺人事件への現職検事の関与を仄めかす内容だった! スキャンダルを回避したい法務省や与党法務委員からの圧力のもと、立花が辿り着いた真実とは?
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