書籍
自己啓発
脳に振り回されない生活
小池 龍之介
ISBN:9784023317550
定価:1100円(税込)
発売日:2019年1月18日
新書判並製  168ページ 
品切れ・再販未定

現代人は脳に振り回され過ぎている。

「好き・嫌い」のシステムで「もっともっと」と指令してくる脳にしたがっていては、心はいつまでも満ち足りない。

暴走する脳は脇に置き、身体の声に耳を傾けて、平穏に生きるコツ。

1 人間も動物も「快」と「不快」のシステムで生きている
 扁桃体が、快・不快を一瞬で判断する
 仏道修行とは、科学者のように快と不快を見つめること
 人間だけが「自覚」できる
 自覚できれば、快も不快も、どうでもよくなる
 脳の中で何が起きているのか、分かってあげる

2 海馬で「好き嫌い」が増強される
 海馬の意外な役割
 好きなものはますます好きに、嫌いなものはますます嫌いに
 嫌いな人に執着するなんて、大きなムダ
 記憶を書き換える「誰か」はいるのか?
 「私」は永遠に見つからない

3 自律神経が自ずと整うコツ
 自律神経失調症がなぜ増えるのか
 「ま、いっか」と欲望から離れてみる
 「私が」もやめてみる
 自然の変化を、自然のままに感じ取る

4 胃腸は精神的な器官です
 温泉旅館で身体を痛めつける?
 胃腸は脳のパトロン
 ブッダも繰り返し説く「少食」
 肚が据わって生まれる好循環

5 ブッダもすすめる「少食」になる秘訣
 食べているけれども、食べていない?
 「美味しいな」という感動さえ邪魔をする
 舌の動きにダイレクトに意識を乗せていく
 食事も修行時間の内
 食べろという命令も観察する

6 身体を動かせば、やる気も出てきます
 身体がやる気を引き出す?
 デスクワークに疲れたら、散歩してみる
 毎日、二〜三時間は行う歩行禅
 足先の動きに、意識を向け続ける
 心が身体の動きにぴったり乗るだけで、心は満ち足りる
 未来の目的や意味から自由になる

7 身体の不調に効く「手当て」
 「手当て」の力
 目の疲れや痛み
 頭痛、もしくは考えすぎ
 不眠
 腰痛
 喉の痛み

8 知識よりも「今、ここ」が大事
 科学的知識よりも「実践」
 知識が「ありのまま」を見つめる邪魔をする
 平常心の本当の意味
 過去と知識をふっと手放す

9 結局、「私」はないということ
 ご主人のような「私」は見出せない?
 ただ単に、電流が流れたり、流れなかったりするだけ
 理性があるではないか!?
 どの感情も「私=主人」ではあり得ない
 「嫌いな人」も、見つからない

10 死ものほほんと迎える
 健康への執着が、幸福を損なう?
 「私は、この肉体である」という執着から抜け出る
 気にならないと気楽になる
 死もこわくなくなる

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