新書
社会
負動産時代
マイナス価格となる家と土地
朝日新聞取材班
ISBN:9784022950086
定価:891円(税込)
発売日:2019年2月13日
新書判並製  264ページ  新書0708 
品切れ・再販未定

「タダでもいらない! 金払うから引き取ってくれ!」

ゴミ同然になる住宅、横行する詐欺商法、乗っ取られる管理組合、リゾートマンション・・・・・・“家余りニッポン”衝撃のリポート! 朝日新聞で話題沸騰の連載「負動産時代」を書籍化。

不動産は既にマイナス価格の「負動産」となり、「捨てたい」ゴミと化している。しかし、土地も住宅も制度上、放棄不可能だ。
こうした今、全国で空き家やスラム化マンションは激増。リゾートマンションや別荘地などは金を払って処分するケースすら増えている。加えて、原野商法と呼ばれる山林売買詐欺や、サブリース(一括借り上げ)のトラブルも多い。高すぎる固定資産税や複雑化する相続制度も「負動産」に追い打ちをかける。

人口減少・高齢化が進む日本は既に住宅過剰だが、家やマンションは供給し続けられる。この歪みはどういう末路を辿るのか――記者が現場取材し、衝撃の実態を明らかにする。

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