雑誌
小説トリッパー
小説トリッパー 2020年秋季号
定価:1320円(税込)
発売日:2020年9月18日
A5判  アジロ綴じ  2020年秋季号 
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新連載小説 江上 剛 創世(はじまり)の日

[創作]

山野辺太郎

こんとんの居場所

[新連載小説]

江上 剛
創世(はじまり)の日

[連作]

川上弘美

ミジンコそのほか


片岡義男 食べものが物語を生む

餃子ライスにどしゃ降り
今日も海老フライの人
炒飯をひとりで食べる


[新連載評論]

藤井義允

擬人化する人間――脱人間主義的文学プログラム


[インタビュー]

金原ひとみ

関係性を更新していく――『fishy』をめぐって


[評論]

江南亜美子

『fishy』における、「おしゃべり」の社会性


[エッセイ]

<PERSON>

李 龍徳

ウディ・アレンはこのまま失意のうちに死ぬのか?


太田 愛

一九六八年四月五日


[連載評論]

  • 高橋源一郎/たのしい知識

[連載エッセイ]

  • 穂村 弘/この漫画のここが好き

[連載小説]

  • 井上荒野/生皮――あるセクシャルハラスメントの光景
  • 神林長平/上書きされた世界――The Overwritten World
  • 梶よう子/焼け野の雉(きじ)
  • 深沢 潮/李(すもも)の花は散っても

[季刊ブックレビュー]

  • 鴻巣友季子
    不透視性から見えるもの
    高山羽根子 『首里の馬』
  • 小山田浩子
    向き合った向こう側
    津村記久子 『サキの忘れ物』
  • 清田隆之
    シスターフッドと「男は不要」の狭間で
    松田青子 『持続可能な魂の利用』

[クロスレビュー]

  • 江南亜美子/異国の砂に導かれた、インナートリップ
    石原 燃 『赤い砂を蹴る』
    宮内悠介 『黄色い夜』
  • 倉本さおり/資本と文学のリアル
    遠野 遥 『破局』
    倉数 茂 『あがない』

[文芸季評]

  • 中村真理子/懐かしさの味わい

[エンターテインメント季評]

  • 高津祐典/コロナ下の自由

[報道の現場から小説を読む]

  • 市田 隆/繰り返される喜劇
    月村了衛 『奈落で踊れ』

[本と書店をめぐる物語]

  • 高頭佐和子/描くことへの迷いと情熱
    会田 誠 『げいさい』

[永江堂書店]

  • 永江 朗/水害と治水を考える10冊

執筆者紹介・画家紹介