新書
エッセイ
死は最後で最大のときめき
下重 暁子 著
ISBN:9784022951335
定価:869円(税込)
発売日:2021年7月13日
新書判並製  216ページ  新書0825 

「紅葉は、一瞬の夕日を受けて、この世のものとも思えぬ美しさに染まる。終わりは常に美しい」――。

不安な時代の中で、人と自然の営みを綴る筆者は、八十代半ば。生の終わりを比類なき輝きとしてとらえる。
死こそ誰にも訪れる最後で最大の「ときめき」なのだと。

自身も「終わりにふさわしく燃え尽きて、あかあかとあたりを照らしたい」という。

生命への優しい視線と、ときに厳しい言葉が胸にしみる極上のエッセイ。

プロローグ 眠りの中の一瞬の夢――最後で最大のときめき
第1章   喪失と永遠を考える――出会い、そして別れ
第2章   夢中になるということ――さまざまな生き方
第3章   最終楽章は華やかに――希望の足音

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