巻頭随筆一冊の本
東洋文庫243の『説経節』 水上 勉
特集
私の本と本屋さん
『昭和御前試合』への感慨 清水義範
いつまでたっても 皆川博子
一度きりのサイン 海老沢泰久
挙動不審になりがちな 角田光代
サイン会 佐伯一麦
座談会
これが書店の生きる道
片岡 隆×井之上賢一×田中茂樹
《Point of view》触れること 内藤千珠子
《PORTRAIT》加島祥造 撮影=上田義彦
《秘蔵の書》やなせたかし 撮影=藤井 保
《平成を読む 23》グローバリゼーションのもう一つの脅威 山崎正和
連載
感じることば 8 /刹那の奇跡 黒川伊保子
文学からの招待状 38 /耳のバランス 中沢けい
文学でゆく 『機械』 49 /宮沢章夫
政治家の本棚 「広島で読んだ『ものの見方について』」/久保 亘氏 早野 透
最初の読者から
胃の奥にきゅっとくるような「なつかしさ」 /渡辺 葉
音の魔術師としてのエジソン/橋本毅彦
長江 歴史の旅 4 /河姆渡遺跡と紹興 竹内 実
あたまの漂流 8 /「国宝」の条件 中野美代子
還暦以後 23 /貝原益軒 松浦 玲
才能の森 23 /畠山 繁 扇田昭彦
音沙汰 49 /御土居 杉本秀太郎
生命の木の下で 13 /メーコック・ファームの昼と夜(その五) 多田富雄
海外出版事情50/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉/編集部から
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