巻頭随筆一冊の本
川に佇む心 佐伯一麦
特集
「ことば」にこだわる
鼎談 ことば この10年
ドナルド・キーン×井上ひさし×俵万智
対談 希代の国語学者
小出昌洋×武藤康史
短篇小説招待席
コカコーラの花 藤原智美
新連載小説
彼女(たち)について
私の知っている二、三の事柄2 金井美恵子
《わたしの20世紀 33》殺人狂時代 安岡章太郎
《無所属の時間で生きる 33》ある朝、東京で 城山三郎
《両国橋から 33》国字問題(2) 大野 晋
《秘蔵の書》
十字屋版『宮澤賢治全集』 田中優子
《Point of view》
便所神とばっちいもの学 藤田紘一郎
連載
文学からの招待状 9
/経済ということ 中沢けい
文学でゆく
/『機械』20 宮沢章夫
政治家の本棚/「ナポレオンが小さく見える 」原健三郎氏 早野 透
最初の読者から/「うつつ」の断片のなかに詩を……。 青木 建
美妙、消えた。6 /版元への嫌味な手紙 /嵐山光三郎
幕末・京大坂 歴史の旅32/大手橋に冬の雨/松浦 玲
生者の癒し・死者との共食24/バラの花束/山形孝夫
黄沙の楽土 石原莞爾と日本人が見た夢17/佐高 信
音沙汰21/女中の仙/杉本秀太郎
独酌余滴21/インコンビニエンス・ストア/多田富雄
海外出版事情21/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉
編集部から
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