巻頭随筆一冊の本
「不確かさ」という「リアリティ」 保坂和志
音楽を起点とする二つの対話
対談 ジャズ・書く・生きる
辻 章×笙野頼子
インタビュー
ヴァイオリン片手にサヴァイヴァル
ヘルムート・シュテルン 聞き手:真鍋圭子
短篇小説招待席
手紙 篠原 一
連載小説
彼女(たち)について
私の知っている二、三の事柄5 金井美恵子
《わたしの20世紀 36》戦場の静けさ 安岡章太郎
《無所属の時間で生きる 36》定住意向 城山三郎
《両国橋から 36》子と父と先生と 大野 晋
《秘蔵の書》
ROME THROUGH THE STEREOSCOPE 伴田良輔
《Point of view》
回送電車主義宣言 堀江敏幸
連載
文学からの招待状 12
/二月拾遺 中沢けい
文学でゆく
/『機械』23 宮沢章夫
政治家の本棚/「国家とは何かを考え続けて」石破 茂氏 早野 透
著者から/胎児の記憶 松村栄子
最初の読者から
プリンシプルをもった人の想い出の記/新野幸次郎
海より訪れる唯物論的な革命/星野智幸
美妙、消えた。9 /明示軽薄体である /嵐山光三郎
生者の癒し・死者との共食27/川の時間/山形孝夫
黄沙の楽土24/石原莞爾と日本人が見た夢/佐高 信
音沙汰24/展墓/杉本秀太郎
独酌余滴24/鳴らない楽器/多田富雄
海外出版事情24/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉
編集部から
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