巻頭随筆一冊の本
小説と随筆 津村節子
特集
季語とわたし
対談
季語の本質 金子兜太×真鍋呉夫
季語をこう考える 高橋 治
ぼくのなかの冬 高田 宏
日本語の美の財産 高橋順子
特集
星野道夫の世界
特別寄稿 アラスカを旅する夫へ 星野直子
座談会 忘れ得ぬひと 湯川豊×新井敏記×森啓次郎
短篇小説招待席
はじまりの場所 清岡智比古
《わたしの20世紀 38》雪の翌日花見に行く 安岡章太郎
《両国橋から 38》言葉に執して生きた人々(2) 大野 晋
連載小説
彼女(たち)について
私の知っている二、三の事柄7 金井美恵子
《Point of view》
主権者、納税者としての腹構えが求められている 江畑謙介
《秘蔵の書》
HIDDEN JAPAN──自然に潜む日本 矢萩喜従郎
連載
文学からの招待状 14
/靴の踵に埋もれたもの 中沢けい
文学でゆく
/『機械』25 宮沢章夫
政治家の本棚/「『生命の實相』はいつも車の中に」平沼赳夫氏 早野 透
世界文学への誘い2/金魚も泳ぐ「世界文学」 川村 湊
歴史小説の懐21/富士に立つ影/山室恭子
美妙、消えた。11 /二十一歳のリウマチ/嵐山光三郎
生者の癒し・死者との共食29/レバノンからの花嫁/山形孝夫
黄沙の楽土26/石原莞爾と日本人が見た夢22/佐高 信
音沙汰26/雪中談義/杉本秀太郎
海外出版事情26/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉
編集部から
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