巻頭随筆一冊の本
神々を掴む 佐藤洋二郎
ロング・インタビュー
『独酌余滴』をめぐって 多田富雄
特集
現代美術の「視線」
─「Asahi Art Collection」を読む
画集をこえて 建畠 哲
現代美術の匂いや空気を密封し、
ラディカルな挑戦としての装幀に向かって 矢萩喜従郎
日本景──無感動による創作活動 大竹伸朗
連載小説
彼女(たち)について
私の知っている二、三の事柄11 金井美恵子
新連載
平成を読む3 二つの歴史のはざまで 山崎正和
還暦以後3 徳富蘇峰 松浦 玲
才能の森3 蜷川幸雄 扇田昭彦
《両国橋から 42》批判と誹謗 大野 晋
新連載《Portrait》
森山大道 撮影=上田義彦
《秘蔵の書》
四方田犬彦 撮影=藤井 保
《Point of view》
インターネット時代の盗聴法 山根信二
連載
文学からの招待状 18
/生きる用心と死ぬ覚悟 中沢けい
文学でゆく
/『機械』29 宮沢章夫
政治家の本棚/「『忍者武芸帳』はわがバイブル」今井 澄氏 早野 透
最初の読者から
これは対岸の火事ではない/法月綸太郎
世紀末、技術的経験の集大成/名和小太郎
歴史小説の懐25 /大菩薩峠の七不思議 其ノ四/山室恭子
美妙、消えた。15 /妾宅の色事/嵐山光三郎
生者の癒し・死者との共食33/魔女のトリック/山形孝夫
黄沙の楽土/石原莞爾と日本人が見た夢26/佐高 信
音沙汰30/迷い蝉/杉本秀太郎
海外出版事情30/染田屋茂
表紙の気分/原 研哉
編集部から
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