『職業政治家 小沢一郎』(9月10日発売)
『職業政治家 小沢一郎』(9月10日発売)

27歳、初当選のころ
27歳、初当選のころ

『職業政治家 小沢一郎』の発売に際し、佐藤優、井上達夫、山口二郎、
辛口で知られる3氏よりコメントをいただきましたので、ご一読ください!!

日本政治の裏と表のすべてがわかる。政治ジャーナリズムの傑作。
日本の未来に関心を持つすべての人に勧める。
佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)

総選挙の前に読むべき一冊
小沢さんはいまの政治家でぼくが唯一評価する人だ。政権交代が民主主義の生命線であることを彼ほどよく理解する政治家はいない。安保も経済も極めて難しくなっている今の時代に、小沢さんは政党と政党が政策をめぐって競争し、失政・悪政の責任が明確化され、政権交代で統治の変革が絶えず試みられる体制の構築をずっと求め続けている。ちゃちな権力欲や党利党略では動いていない。誤解されているが、権力ゲームを超えて筋を通そうとするからしばしば孤立してしまうんだ。彼の言葉を今こそ真摯に聞こうじゃないか。
井上達夫(法哲学者・東京大学名誉教授)

敗北から立ち上がる政治家の魂
政治の世界は権力をめぐる戦いであり、思想の戦いでもある。戦いには勝敗がつきもので、この30年、多くの凡庸な政治家は敗北で淘汰された。小沢という政治家は、権力の中枢から出発し、あえていばらの道を歩み、何度も敗北した。民主党による政権交代を実現した勝利の後の敗北は、安倍晋三首相による日本の私物化を許した罪深いものである。この敗北から立ち上がり、もう一度政権交代を目指すことは、小沢さんの最後の戦いである。彼の思いを知ることは、日本政治を立て直すために不可欠である。この本はその最適なテキストだ。
山口二郎(政治学者・法政大学教授)

■『職業政治家 小沢一郎』詳細はこちら
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22181