『週刊朝日』5月28日号(5月18日発売)
『週刊朝日』5月28日号(5月18日発売)

7枚目のシングル「Magic Touch / Beating Hearts」を5月19日にリリースするKing & Prince。ダンスをテーマにした、新たな魅力あふれる世界観をつくり上げました。「振り返る暇はない」と常に自身をアップデートし続ける彼らの姿を、メンバー1人1ページずつの増量版カラーグラビアで、じっくりお楽しみください。スペシャルインタビューでは、新曲に込めた思いに始まり、オフの過ごし方や今後の展望まで、たっぷり語っていただきました。他にも、止まらないコロナ禍についての総力特集では、「日本型変異株」発生のリスクや、ワクチン予約「ウラ技」のウソ・ホントと自治体の首長・職員らによる「抜け駆け接種」問題、日に日に強くなる「五輪中止説」の行方などを徹底取材。さらに、著名人の結婚のたびに注目される「年の差婚」の真実や、いまや人生の折り返し地点となった「75歳の壁」の超え方など、盛りだくさんのラインナップでお届けします。

King & Princeのニューシングルのテーマは、「ダンス」。クールなHip Hopナンバーの「Magic Touch」は、全編英語歌詞という、彼らのシングルでは初めての挑戦。米Hip Hop界のトップダンサーであるメルビン・ティムティムにリモートでダンスの振り付けやレッスンをしてもらったそうです。髙橋海人さんは、「部活くらいの勢いで練習したから、達成感もすごかった」と振り返りました。ダンスに徹底的にこだわった今作らしく、独特な世界観を打ち出したMVの撮影にはこれまでにないほど長時間を要したとか。その分、メンバーからは、撮影時の秘話が出るわ、出るわ……。神宮寺勇太さんが「今後は、ジャニーズ以外のダンスをもっともっと練習したい」と語ったように、今回の経験で、5人は世界も意識した新たな思いを抱いたようです。個性的なそれぞれの趣味に関するトークも花開き、必見のインタビューとなりました。

その他の注目コンテンツは、

●先進国最下位!「遅すぎ」接種ペースで「日本型変異株」が発生する

専門家たちに強く迫られたことで当初の方針を変更し、慌てて北海道、岡山県、広島県への緊急事態宣言発出に踏み切った菅義偉政権。感染の波が全国を覆う中、頼みの綱のワクチン接種もなかなか進んでいません。英国など接種が進む一部の国ではすでに「集団免疫」の兆候が表れてきているというのに、日本の接種率はOECD加盟37カ国中でも最下位。「遅すぎ」な接種ペースがウイルスの変異を招き、日本だけがコロナ後の経済回復から取り残されることも──警戒すべきリスクについて取材しました。

●ワクチン接種予約「裏ワザ」のウソ・ホント 多摩市役所では職員300人が「優先接種」

新型コロナウイルスのワクチン接種の予約をめぐり、「取れない」「つながらない」の声がまだまだ続いています。「裏ワザ」的なさまざまな説や体験談がネットなどをにぎわせていますが、実際のところはどうなのか専門家に聞いてみると……。また、相次ぐ自治体の首長や職員による「抜け駆け接種」問題では、東京都多摩市役所職員の4割にあたる300人超が高齢者より先にワクチン接種を受けていたことが本誌の取材で明らかに。ワクチンをめぐるドタバタを総力取材しました。

●東京五輪「中止しかない!」 飛び交う五輪中止解散と小池都知事「ちゃぶ台返し」情報

新型コロナウイルスの変異株が全国に広がり、医療関係者や著名人をはじめ、五輪中止を求める声が日増しに大きくなっています。大会の準備にも失態が続き、その混乱ぶりは目に余るものが。それでも菅義偉首相は「強行開催」の姿勢を崩していませんが、開催にこだわる理由は何なのでしょうか。やっぱり、選挙とおカネ? 自民党内でささやかれている「仰天プラン」や、気になる小池百合子東京都知事の動向など、最新の裏事情を取材しました。

●性生活は? 介護は? 相続は? 知られざる“年の差婚”のリアル

芸能人の年の差婚が報じられるたびに、SNSでは「私にも経済的に安定した頼りがいのある年上の男性が現れないかな」「俺も若い女の子とラブラブな結婚をして若返りたい」などと、年の差婚にあこがれるつぶやきが多数投稿されます。それほど人気の年の差婚の実態はいかがなものか? 夜の生活や介護、相続など、これまで語られなかった内情を経験者や専門家らに取材しました。加藤茶さんの妻・綾菜さんや、俳優の北村総一朗さん、和田アキ子さんのものまねでお馴染みのMr.シャチホコさんらの「年の差婚」秘話も見逃せません。

●「75歳の壁」はテキトー力で越えろ! 東海林のり子さんの秘訣は「死なないと思い込む」

今年4月の法改正で70歳まで働く機会の確保が企業の努力義務となり、「60歳定年」は今や遠い昔の話に。人生100年時代では80歳を過ぎて元気に働く人も珍しくなくなるはずで、75歳はさしずめ折り返し地点です。年齢にかかわらずパワフルな先達たちに、いきいき働き、過ごし続ける秘訣を聞きました。「思い込み力」が元気の源だという芸能リポーターの東海林のり子さん(86)や、「卓球ラケットを振っていたら仕事のアイディアが浮かぶ」と話すアートディレクター・浅葉克己さん(81)など、個性的な面々に取材しました。


週刊朝日 2021年5月28日号
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22906