「コロナで注目!在宅医療ガイド」 往診してくれる診療所全国1518件を掲載

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『さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん [2022年版]』(10月14日発売)

朝日新聞出版は10月14日(木)、週刊朝日ムック『さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん2022年版 コロナで注目!在宅医療ガイド』を発売しました。編集部が全国の在宅療養支援診療所に調査を実施し、看取り件数や緊急往診数などの実績とともに1518診療所の一覧を掲載しています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響による病院での受診控えなどから、ニーズが高まる在宅医療。

在宅医療をおこなう在宅療養支援診療所に対する本ムックの調査で、「コロナ前に比べて、在宅医療を希望する患者の数は増えていますか」と質問したところ、1043件の診療所のうち、46%が「増えた」と回答しました。本ムックの監修を務める長尾クリニックの長尾和宏医師は、この結果について、誌面でこう分析しています。
「新型コロナウイルスが流行して以降、病院では面会の禁止、もしくは制限が続いています。夫婦でも、親子でも、たとえ近くに住んでいても、愛する人の死に目に会えない。それならばと、思い切って病院や施設から患者さんを自宅に連れて帰るという人が増えていますね」

本ムックは、医師が自宅に往診してくれる在宅医療について、その始め方から費用まで、すべてを解説する一冊です。吉永小百合さんが在宅医を演じた映画「いのちの停車場」の舞台裏対談や上野千鶴子さんの「在宅ひとり死」インタビューを特集しています。

独自調査結果をまとめた全国1518件診療所リストでは、看取り件数や患者数、緊急往診数、常勤医師数などが一目でわかるようにしています。診療所選びにも役立つ一冊となっています。

主なラインナップは下記の通りです。

巻頭企画
在宅医療を描いた映画「いのちの停車場」
監督 × 在宅医療監修者 特別対談


全国在宅療養支援医協会会長 新田國夫医師
コロナ禍で在宅医療はどのように変わったのか

東京都医師会会長 尾﨑治夫医師 × 長尾和宏医師対談
コロナとこれからの在宅医療

どこからが終末期?
「平穏死」10の条件 長尾和宏医師

在宅医療を希望する患者はコロナ禍でどう変わったのか

時系列で紹介!コロナ禍に自宅で暮らす在宅医療の生活リポート

誤嚥性肺炎で入院した認知症の高齢者、自宅に戻り状態が改善していく

こんなときは在宅医!在宅医療が必要なケースとは?

社会学者・上野千鶴子さんインタビュー
幸せな〝在宅ひとり死〟という希望

初めての人にもわかりやすく解説!
在宅医療を始める前の基礎知識

総論 在宅医療と病院医療の考え方の違い
1 在宅医療を支える人たち
2 在宅医療を始めるには
3 家族がおこなうケア
4 在宅医の仕事
5 訪問看護師の仕事
6 訪問薬剤師の仕事
7 訪問歯科医師の仕事
8 疾患別の在宅の流れ
認知症/がん/脳卒中/COPD(慢性閉塞性肺疾患)/パーキンソン病などの神経難病/老衰

いくらかかる? 在宅医療にかかるお金

家族が知っておきたい最期の迎え方

訪問歯科で「食べる」を支える
きれいな口で楽しみのある生活を

独自調査の結果を公開!
往診してくれる!在宅看取り実績のある診療所
全国リスト1518



週刊朝日ムック『さいごまで自宅で診てくれるいいお医者さん[2022年版] コロナで注目!在宅医療ガイド』
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=23195