第46回「木村伊兵衛写真賞」開催のお知らせ

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第45回木村伊兵衛写真賞受賞者の片山真理さん(左)と横田大輔さん(右)


hole on black (2018) ©Mari Katayama


『Sediment』から ©︎Daisuke Yokota

1975年、朝日新聞社は日本の写真界の発展に尽くした写真家・木村伊兵衛の業績を記念して「木村伊兵衛写真賞」を設け、2008年4月に出版部門が朝日新聞出版として独立した後は、両社の共催となりました(協力:ニコンイメージングジャパン)。昨年は新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、2020年発表の作品を対象とする第46回の選考を延期したため、本年度は2021年発表分の作品と合わせて選考を実施することを決定しました。

優れた若手写真家を表彰する「木村伊兵衛写真賞」(賞金100万円)。昨年は新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴い、2020年発表の作品を対象とする第46回の選考会を延期したため、本年度は2021年発表分の作品と合わせて選考いたします。また、事務局であった月刊誌『アサヒカメラ』の休刊により、宣伝プロモーション部に事務局を移しました。選考委員は写真家・大西みつぐさん、写真家・澤田知子さん、写真家・長島有里枝さん、作家・平野啓一郎さんの4名が務めます。受賞作品の発表は、朝日新聞紙面、『AERA』、「AERA dot.」にて、また作品展は、ニコンプラザ THE GALLERY(東京・大阪)での開催を予定しています。


【スケジュール】
※新型コロナウイルスの感染状況により変更の可能性があります。
2021年11月:写真関係者に候補者推薦依頼
2022年1月~2月:選考会
2022年3月:受賞者発表
2022年4月:受賞作品展(ニコンプラザ東京 THE GALLERY)、贈呈式(状況次第で)
2022年5月:受賞作品展(ニコンプラザ大阪 THE GALLERY)

【参考】
第45回木村伊兵衛写真賞の受賞者は片山真理さんと横田大輔さんでした。

片山真理(かたやま・まり)/1987年、埼玉県生まれ。2012年、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。先天性の四肢疾患により9歳のときに両足を切断。身体をかたどった立体作品、装飾を施した義足を使用しセルフポートレートを制作。

横田大輔(よこた・だいすけ)/1983年、埼玉県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。2010年に第2回写真1_WALLグランプリ、13年にOUTSET|UNSEEN Exhibition Fund、16年にFoam Paul Huf Award受賞。『VERTIGO』ほか、数多くの写真集を発行。

<木村伊兵衛写真賞 受賞者一覧>

第1回(1975年度)/北井一夫「村へ」(アサヒカメラ連載)
第2回(1976年度)/平良孝七「パイヌカジ」(写真集)
第3回(1977年度)/藤原新也「逍遥游記」「西蔵放浪」「七彩夢幻」(アサヒグラフ連載ほか)
第4回(1978年度)/石内 都「APARTMENT」(写真集)、「アパート」(写真展)
第5回(1979年度)/岩合光昭「海からの手紙」(アサヒグラフ連載)
倉田精二「ストリート・フォトランダム・東京75~79」(写真展)
第6回(1980年度)/江成常夫「花嫁のアメリカ」(アサヒカメラ連載・写真集・写真展)
第7回(1981年度)/渡辺兼人「既視の街」(写真展)
第8回(1982年度)/北島敬三「New York」(写真集)
第9回(1983年度)/該当者なし
第10回(1984年度)/田原桂一「TAHARA KEIICHI 1973~1983」(写真集)
第11回(1985年度)/三好和義「RAKUEN」(写真集)、「惑星」(アサヒカメラ掲載)
第12回(1986年度)/和田久士「アメリカン・ハウス―その風土と伝統」(写真集)
第13回(1987年度)/中村征夫「全・東京湾」「海中顔面博覧会」(写真集)
第14回(1988年度)/宮本隆司「建築の黙示録」「九龍城砦」(写真集・写真展)
第15回(1989年度)/武田 花「眠そうな町」(写真展)、「続・眠そうな町」(アサヒカメラ連載)
星野道夫「Alaska 北緯63度」(写真展)
第16回(1990年度)/今 道子「EAT:Recent Works」(写真展)
第17回(1991年度)/柴田敏雄「日本典型」(写真展・アサヒカメラ掲載)
第18回(1992年度)/大西みつぐ「周縁の町から」(写真展)「遠い夏」(アサヒカメラ掲載)
小林のりお「FIRST LIGHT」(写真集)
第19回(1993年度)/豊原康久「Street」(写真集)
第20回(1994年度)/今森光彦「世界昆虫記」(写真集)、「里山物語」(SINRA連載)
第21回(1995年度)/瀬戸正人「Silent Mode」「Living Room,Tokyo 1984-1994」(写真展)
第22回(1996年度)/畠山直哉「LIME WORKS」(写真集)、「都市のマケット」(写真展)
第23回(1997年度)/都築響一「ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行」(写真集)
第24回(1998年度)/ホンマタカシ「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」(写真集)、「東京郊外」(写真展)
第25回(1999年度)/鈴木理策「PILES OF TIME」(写真集)
第26回(2000年度)/長島有里枝「PASTIME PARADISE」(写真集)
蜷川実花「Pink Rose Suite」「Sugar and Spice」(写真集)
HIROMIX「HIROMIX WORKS」(写真集)
第27回(2001年度)/川内倫子「うたたね」「花火」(写真集)
松江泰治「Hysteric 松江泰治」(写真集)
第28回(2002年度)/オノデラユキ「cameraChimera カメラキメラ」(写真集)
佐内正史「MAP」(写真集)
第29回(2003年度)/澤田知子「Costume」(写真展ほか)
第30回(2004年度)/中野正貴「東京窓景」(写真集)
第31回(2005年度)/鷹野隆大「IN MY ROOM」(写真集)
第32回(2006年度)/梅 佳代「うめめ」(写真集)
本城直季「small planet」(写真集)
第33回(2007年度)/岡田 敦「I am」(写真集)
志賀理江子「CANARY」「Lilly」(写真集)
第34回(2008年度)/浅田政志「浅田家」(写真集)
第35回(2009年度)/高木こずえ「MID」「GROUND」(写真集)
第36回(2010年度)/下薗詠子「きずな」(写真集・写真展)
第37回(2011年度)/田附 勝「東北」(写真集)
第38回(2012年度)/菊地智子「I and I」(写真展)
百々 新「対岸」(写真集・写真展)
第39回(2013年度)/森 栄喜「intimacy」(写真集)
第40回(2014年度)/石川竜一「絶景のポリフォニー」「okinawan portraits 2010-2012」(写真集)
川島小鳥「明星」(写真集)
第41回(2015年度)/新井 卓「MONUMENTS」(写真集)
第42回(2016年度)/原 美樹子「Change」(写真集)
第43回(2017年度)/小松浩子「人格的自律処理」「The Wall, from生体衛生保全, 2015」(写真展)
藤岡亜弥「川はゆく」「アヤ子、形而上学的研究」(写真集・写真展)
第44回(2018年度)/岩根 愛「KIPUKA」「FUKUSHIMA ONDO」(写真集・写真展)
第45回(2019年度)/片山真理「GIFT」「May You Live IN Interesting Times」(写真集・写真展)
横田大輔「Sediment」「Room. Pt.1」(写真集・写真展)