週刊朝日 12月3日号をもって最終回を迎え、45年間の歴史に幕を閉じた人気連載「山藤章二の似顔絵塾」。その後継企画として1月7-14日合併号(12月27日発売)から開講する「週刊朝日似顔絵塾」の新塾長に、松尾貴史さんが就任します。

松尾さんはタレントや俳優として活躍、イラストや似顔絵を実際描き、折り紙で顔を表現する「折り顔」作家でもあります。

松尾さんは山藤さんと古くから親交があります。落語や俳句の友であり、テレビやラジオの共演者、似顔絵大賞選考会のゲスト審査員、似顔絵塾や「ブラック・アングル」の記念イベントにもご参加いただいています。

山藤さんはかつて言っていました。「モデルに好まれるようではいい似顔絵とは言えない」。キレイ、カッコいい似顔絵より、センスとブラックユーモアを競う似顔絵が誌面を飾り、日本の似顔絵文化を一変させてきました。その山藤ワールドを松尾さんは熟知されています。新塾長就任にあたり、「大変光栄です。まずはあまり変えずに行きましょう」と仰っています。

これまでの似顔絵塾の方向性を継承しつつ、やがて松尾さんならではの視点で、名物企画を徐々にリニューアルしていただきます。読者の皆さんからこれまでに投稿していただいた作品も引き続き、選考の対象とします。松尾貴史さんの新塾長就任について、山藤さんも「その手があったか」と、喜んでいます。いっそうのご愛読、ご投稿をよろしくお願いいたします。

〈似顔絵の投稿方法〉
原稿はハガキのみを受け付け(ハガキでは送れない作品のみ封書可。裏に似顔の人物名、あなたの郵便番号・住所・氏名・生年月日・職業・電話番号を必ず記入、匿名不可)。掲載分には3千円進呈。作品は返却しません。
宛先は〒104-8011 週刊朝日編集部「似顔絵塾」係

〈連載スタート号〉
週刊朝日 2021年1月7日-14日合併号