宮内悠介さんの『ラウリ・クースクを探して』(2023年8月刊)が、第11回高校生直木賞(主催:高校生直木賞実行委員会、後援:文部科学省/文藝春秋)を受賞しました。

高校生直木賞は過去1年間の直木賞の候補作に関して、全国の高校生が話し合って「今年の1冊」を選ぶ賞です。

11回は第169回・第170回直木賞候補11作品より候補作が選定され、過去最多の参加校(47校)の議論により519日に最終選考が行われました。 

【作品のあらすじ】
1977
年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピュータ・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連のサイバネティクス研究所で活躍することを目指す。だがソ連は崩壊し……。歴史に翻弄された一人の人物を描き出す、かけがえのない物語。

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