宮内悠介さんの『ラウリ・クースクを探して』(2023年8月刊)が、第4回加賀乙彦顕彰特別文学賞を受賞しました。

加賀乙彦顕彰特別文学賞は、2021年より作家・加賀乙彦さんが年間で最も優れた小説作品に贈呈する賞として「加賀乙推奨特別文学賞」の名称で始まり、加賀乙彦先生のご逝去後に「加賀乙彦顕彰特別文学賞」に名称を変え、第一回・第二回受賞者である岳真也、三田誠広(選考委員長)、藤沢周の三氏が選考をされています。

【作品のあらすじ】
1977年、エストニアに生まれたラウリ・クースク。コンピュータ・プログラミングの稀有な才能があった彼は、ソ連のサイバネティクス研究所で活躍することを目指す。だがソ連は崩壊し……。歴史に翻弄された一人の人物を描き出す、かけがえのない物語。

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