2024年11月29日
株式会社朝日新聞出版
11月の新刊『ドラマチック・プレゼンテーション』(2024年11月21日発売)本文中(181~191ページ)における「(株)プラン・ドゥ・シー」とは、架空の会社名として記したものであり、「株式会社Plan・Do・See(本社:東京都港区麻布台。以下「Plan・Do・See様」といいます)」など実在する会社と本書の内容とは、一切、無関係です。
今回の表記は、編集過程における確認不足、また編集部と著者の間の意思疎通が不十分であったことから生じました。
当初参考資料として編集部が用意したのは、実際に公表されている「大学生に聞く就職したいランキング」でした。こちらをもとに編集部と著者がやりとりしながら架空のランキング表を作成するにあたり、まず実際にランクインしていたPlan・Do・See様の順位と社名のみが抽出され、変更を重ねたうえで最終的に、原稿には「(株)プラン・ドゥ・シー」とカナカナで表記されて残りました。
この表記について、著者は、「Plan(計画)-Do(実行)-See(評価)」という課題解決のサイクルを示す一般的な用語を念頭に、編集部が、架空の社名として表記したのだと勘違いしていました。
一方で編集部は、著者が、架空の社名として考えた表記であると勘違いしました。
その後の校正作業でも編集部は、「(株)プラン・ドゥ・シー」が架空の社名として表記したものであるか否かについて、著者とお互いの認識を確認し合わないまま、校了にいたってしまいました。
このような弊社の不手際により、架空の会社という設定による記述部分であるにもかかわらず、読者の方には、実際に存在するPlan・Do・See様を想定した記述であるという誤った認識を与えるおそれのある原稿のまま、本書を発売してしまいました。
この度の弊社の落ち度により、Plan・Do・See様の皆様にたいへんなご迷惑をおかけしてしまいましたこと、謹んでお詫び申し上げます。
また、読者の皆様にも、誤解を与える記述のある書籍をお届けすることになったことを、お詫び申し上げます。
再発防止策として今後、著者と編集部の間における執筆、校正作業時の意思疎通の明確化、また校閲作業の強化をはかり、このような不手際が起こらないよう確認作業の徹底に尽くしてまいります。
以上