住職であり芥川賞作家でもある著者が、京都・天龍寺専門道場での「ベラボー」な修行生活を記したエッセイ。禅の専門道場入門式とは? 心頭滅却とはどういう心か? なぜ道場では肉・魚を食べないのか? 相手を3年間無視し続けることが“禅”の挨拶? 正座や坐禅の効果とは? などなど、季節の移り変わりとともに、厳しくかつ一見謎めいた修行の日々が軽妙に綴られる。あまりに意外な“禅的常識”を垣間見られる、楽しくありがた〜い48編。
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