西洋・東洋とつながっていた幕末の長崎は横浜と違い、すでに成熟した、文明最先端の街だった。細部に写り込んだ衣服や道具もヒントに、グラバーの屋敷の砲台、大名一家、三菱造船所、外国人居留地、武士や庶民たちなど、龍馬が見たであろう幕末開港期の長崎の風物や景色を読み解く。国内最大級の長崎大学・古写真コレクションから超高精細な80点超を、解説文とともにカラーで紹介する。
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