36歳の外科医・斐川竜介は、自分が肝臓がんに冒され、余命一年であることを知った。頼るべきは現代医療か、それとも己に備わった特殊なキュア=治癒の力か。医師は残った時間のすべてを費やして命と医療の在り方を探る。渾身の長編小説。
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