『チューバはうたう』で太宰賞を受賞した新進作家の長編小説。75歳の祖母が息子一家のもとに身を寄せる。懐かしい唱歌や流行歌が甦り、地方都市と東京ベイエリア、昭和と平成21年が交差する、二つの家族のひと夏の物語。市井にひっそり生きるおばあさんの心意気。
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