週刊朝日の名物連載だった『街道をゆく』の最後の担当記者が綴る回顧録。日本国内、世界各地を精力的に回る取材の旅に同行して知ったのは、鶏肉や蟹が食べられない偏食で、オホーツクでアザラシを見て無邪気に喜ぶような“意外”な素顔だった──。旅の些細なエピソードから、在りし日の姿が甦り、その思考の源泉が垣間見えてくる。解説は挿絵を担当し、旅をともにした画家の安野光雅氏。
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