戦争期から始まり、破滅的な福島第一原発事故にいたる半世紀以上、日本の原子力開発はどのように進められてきたのか。核をめぐる国際政治の下、政・官・産業界・学界・自治体を巻き込んだ原子力の政策の展開をあざやかに切り分けた通史。原発事故直後から再刊希望が沸騰した旧版を改定した待望の新版。著者は政府の「原発事故調査・検証委員会」(畑村洋太郎委員長)の委員を務める。
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