内定が出る子に共通しているのは、「親子関係が良好であること」。もっといえば、「親の浅知恵で就活に口出しをすると、子どもの内定はとれない」ともいえる。楽天の英語社内公用語の報道を見て、大学3年生の子どもに向かって「英語を勉強しろ」と突然いったり、内定が出ない子に向って「公務員を受けたら?」と神経を逆なでしたりーーー。あるいは、テレビCMを見ながら、「この会社はどう?」なんて親がいうから、超有名企業ばかりを受けて落ちまくる子どもが出る。この本は、「納得内定」が出るために大切な、たった一つの鉄則「親の浅知恵で就活に口を出さない」を守ってうまくいくための「就活の現状」「今の企業が本当に必要としている人材」「就活予備校としての大学の活用法」「子どもたちの本音」を徹底的に取材して書いている。