書籍
エッセイ
子規断章
漱石と虚子
日下 徳一
ISBN:9784021002120
定価:2200円(税込)
発売日:2012年10月19日
四六判上製  208ページ 
品切れ・再販未定

正岡子規と夏目漱石、高浜虚子らの友情や師弟愛を、やり取りした俳句や手紙などを軸に、さまざまなエピソードで詳述。晩年の子規の姿を明白にするエッセイ。個性豊かで人間味あふれる三人三様の素顔や、漱石と虚子にとっての子規像、刻一刻と死期が迫る子規の心情が読み取れる。子規死後の虚子の追慕の心境など、子規を取り巻く人々によって浮き彫りにされる子規の姿。『漱石全集』発刊後に発見された、漱石がロンドンから子規に宛てた最後の絵はがきに、留学中の漱石と死期迫る子規との友情を読み取る「倫敦の漱石──子規尚生きてあり」など全13章。これから子規、漱石、虚子に親しもうという入門者や、俳句のみならず、子規や虚子の散文作品や漱石のエッセイへと誘うきっかけとなる一冊。

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