書籍
太平洋戦争下
その時ラジオは
竹山 昭子
ISBN:9784021002229
定価:1760円(税込)
発売日:2013年7月19日
四六判上製  276ページ 
品切れ・再販未定

1941年12月8日午前7時の大本営発表から45年8月15日正午の玉音放送まで、国民はその戦争をラジオ放送でどう知らされたのか。元締めの逓信省から内閣情報局の統制下に移され、放送内容の指導・監督を受けることになった放送局は、国家の意思を伝えるメディアとして機能させられる。中継・録音放送の飛躍的発展、ニュース放送が中核となるなかで、士気を鼓舞する目的で生まれた番組「国民合唱」が果たした役割や、悲報の序曲「海ゆかば」の誕生など、戦争下の政府が放送にどうかかわったか、資料に基づいて解説している。

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