羽田空港を出る便に乗ると、3時間後にはもう台北市内に。一泊2000円の安宿は、「休憩○○元」というラブホテルのような表示さえ気にしなければ快適だ。地元の台湾料理店に入り、ごはんとスープを自分でよそって「ああ、台湾だ」と実感。かつてオランダ領だった台湾は、サイクリングが盛ん。自転車50キロコースに挑み、その後はやっぱりビール。ビールも店の冷蔵庫から勝手に取り出すのが台湾流。夜市では屋台でなつかしのライスカレーをほおばる。日本ですらもう食べることができない、黄色いカレーがここにはまだ残っている。日本じゃないのに懐かしい、それでいて開放感あふれる下川ワールドの週末台湾。