幼くして片眼を失明、20年後には全盲となった兄。失明のどん底でしかし絵画への情熱を捨てきれず悶々とする。やがて独自の手法を体得し個展を開催するまでになり、メディアに取り上げられる。次々と進化させた手法を駆使し、60歳で世を去るまで描き続けたその半生を、弟の目から描く第1部。第2部は「朝日俳壇」で年間俳壇賞を受賞するなど、各種の入選常連者である著者の第2句集として約200句を収載する。
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