「原始と原子がある」下北半島・野生の旅へ――
震災と原発事故を経て、日本人が守るべき本当の豊かさとは?
厳しくも美しい森に生きる動物の素顔に出会えるフォトブック
核燃半島として知られる下北半島。
人の世界では僻地とされる、本州北限の厳しい土地だが、
じつは北海道よりもはるかに多くの生き物たちが命を輝かせている。
日本固有の野生動物たちの姿を、やさしい解説エッセイと生態がよくわかる写真で紹介し、震災と原発事故を経た私たちが、自然との関わりのなかで見つめなおすべき幸せの座標軸を次の世代へと残すための、入門的図鑑。