「野球」ほどプロとアマの観方が違うスポーツはない! 球界一の理論派・古田敦也が、自身の選手、監督、解説者としての経験を元に、野球観戦のレベルが格段に上がる「コツ」を、自身が対戦した名選手、現役の名選手のプレースタイルを分析しながら、野球未経験者にも理解できるようイラストを多用し、わかりやすく伝授する。これを読めば、一つの三振、一つのファウル、一つのヒットに対する「観方」が確実に変わります。テレビ、球場での観戦を10倍面白くする、野球ファン必携の1冊。
●良いピッチャーかどうかは「バント処理」を観ればわかる
●カウントの有利不利の法則
●斎藤雅樹、三浦大輔、上原浩治、ダルビッシュ、マー君が「一流」の理由
●ボールを悠然と見逃せるかどうかにバッターのレベルが出る
●ファウルを「危ない」と見るか「良し」と見るか
●落合博満との対戦で悟った「プロの仕事」
●イチローと青木宣親はポテンヒットを「あえて」打つ
●私を首位打者にしてくれた「球を読む」技術
●捕手が対戦相手を「見る」ことでわかること
●バッターが必ずする「ある動作」の速度で好不調がわかる
●日本人内野手全員がメジャーで「二塁手」になってしまう理由
●名監督とは?
●監督の仕事は「やりくり」
●監督が「打順」を変える理由……などなど。