キヤノン電子を利益率10%超の高収益体質に成長させたカリスマ社長が教える、リーダーのための「本質の見抜き方」。赤字の原因を見抜く、人間の本質を見抜く、自分と会社の強み・弱みを見抜く、そして、時代の変化を見抜くなど、リーダーが養うべき「眼力」を、豊富な具体例をもとに解説。仕事は「正しく見る」ことから始まる!
〈目次〉
第1章 利益が出ない原因を見抜く
先輩から後を託された、実質赤字のボロ会社/ダメな会社に共通する三つの特徴/上が腐れば、必ず下も腐る/「埋蔵された利益」を掘り起こす/まずは、売上より利益を重視すべき理由/「すべてを半分に」――社員の意識を変えるシンプルな目標 ほか
第2章 人間の本質を見抜く
すべての仕事の基本は、「相手の立場に立って考える」こと/「相手の目線」でものを考える訓練/人に親切にできるか――情けは人のためならず/「目配り、気配り、口配り」──上司の仕事は「見る」ことから始まる/部下の背中から、心の内を見抜く ほか
第3章 自分と会社の強み、弱みを見抜く
テレビを作って売っていた高校時代/ドラッカーに教えられた、自分の強み/自分の能力と、会社から期待される役割は変化する/多くの大物経営者が「本物」と見抜いた、孫正義さん/敵か味方か、損か得か――ビジネスで人を見抜く基準 ほか
第4章 時代の変化を見抜く
時代の変化をつかまえる/先を読むには、「温故知新」で過去に学ぶ/夜中の3時の商品を作っても、誰も起きていない/スティーブ・ジョブズの「先を見る目」に助けられる/時間軸をいかに短くするか――デジタル時代を生き抜くカギ ほか