がんとわかってショックを受けて落ち込むか、切り替えて前向きに日々を楽しめるかという「心のあり方」次第で、その後の予後が大きく変わってくることが明らかになってきました。がん患者さんの2割はうつ病を併発するとも言われています。聖路加国際病院で、がん患者さんの心のケアを専門にしてきた精神科医の著者が、がんでも長生きする人の「心の共通点」を教えます。
【目次】
第一章 がんを知っても落ち込まない人の共通点
第二章 自分なりに、がんと人生と向き合う
第三章 がんとともに生きるということ
第四章 日常の「行動・習慣」から心を整える
第五章 何があっても心おだやかな人の共通点