トランプ現象、少年犯罪、モラハラ、DV……。一見バラバラなこれらのことがらには、実は共通する病理が隠れている。従来の精神医学ではとらえきれなかったこの病理――それを「誇大自己症候群」と呼ぶ。その特徴は、幼児的な万能感、ヒーロー願望、現実感に乏しいファンタジー傾向、他者への共感性の欠如、繊細で傷つきやすい心……などである。(あなたの周りにこんな人がいたら要注意!)事件現場から職場、家庭まで、現代に蔓延する病理を実例をもとに徹底分析。
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