2003年から介護業界を取材し続けた本作は、多くの介護関係者や専門家とつながることができ、介護にまつわる様々な情報を得ることができました。その情報は創作を超えた、面白く興味深い事実の物語があり、これらの実態を史実に基づいたフィクションとして表現すべく、「取材記」としてリニューアルします。
2003年から11年間、講談社青年漫画誌にて連載してきた介護漫画の金字塔「ヘルプマン!」。第40回日本漫画家協会賞大賞受賞の本作は、これまでに、認知症の当事者目線から描いた「認知症編」や、高齢者の性に注目した「高齢者性問題編」、定年退職後の人生を追う「セカンドライフ編」など、高齢化社会の実情をあらゆる角度から取り上げてきた。2014年末、週刊朝日に移籍し、新生「ヘルプマン!!」として単行本化。移籍第1巻「介護蘇生編」は、高齢者が抱える「誤嚥」問題を描いた。本作は「すべての人間の避けられない老いと死の闇、光と救いを与える奇跡の漫画!!」(瀬戸内寂聴氏より)、「この漫画を手にとって、介護の世界の『ワクワク』を体験してみてください!」(イケダハヤト氏より)など多くの文化人や著名人から絶賛されている。