婚約者にフラれ、横浜でひとり空虚な日々を送っていた赤西民夫。しかしひょんなことから声が出ない犬“ハウ”を飼うことになり、民夫は徐々に生きる気力を取り戻していく。 だがある日、突然ハウが行方不明に。実はちょっとしたアクシデントからトラックの荷台に乗ってしまったハウは、青森まで運ばれてしまっていたのだ。 ハウは死んでしまったものと思いペットロスに陥る民夫。一方、ハウは横浜の我が家を目指して長い長い旅を始めるのだった――。
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