著者は医療の傍ら理論物理学に興味を持ち、この世に存在する不平等のバランスを取るためには,“多世界”が存在すると考える。自らが説く「三存在間率時空論」を、自身の体験や故・須磨幸蔵氏(東京女子医大名誉教授)との交換書簡を交え、平易に解説する。
著者は昭和14年生れ(83歳)の医師。岡山大学医学部を卒業後、高松赤十字病院循環器科部長などを経て、現在は瀬戸内海病院名誉院長。愛媛県医師会常任理事や今治市医師会副会長なども歴任。また、自宅を民泊に解放し、これまでに1,123人(約9割が外国人)を迎え入れ、Airbnbから表彰されて、サンフランシスコでレッドカーペットの上を歩いたこともある。