かくも深き「死」の覗き穴へといざなう、
著者の新たな代表作!
無頓着に、記号のように訪れる「死」。
日常にありふれている事象なのに、なぜ私たちの心を捉えて離さないのか?
「死」に対して、崇高な気持ちと卑俗な情動で揺れ動く、人のふしぎな心の有りように迫る。
映画、小説、漫画などさまざまな作品紹介を交え、カルチャーガイドとしても楽しめる。
装画はヒグチユウコ氏による描き下ろし!
<目次>
第1章 死ぬ瞬間
第2章 「永遠」は気味が悪い
第3章 見知らぬ世界
第4章 取り返しがつかない
第5章 死体の件
第6章 死と悪趣味