中学生の時に両親を事故でなくした美佐は、叔母に引き取られ、高校時代を山間部の田舎町で過ごす。 それから約30年、叔母に認知症の症状が見られると役場から連絡があり、懐かしい故郷を訪れる。 かつて、美しく丁寧に暮らしていた家はごみ屋敷と化していた。 片付けを進めていくと、当時の恋人から借りた本を見つける。 あったかもしれない未来をのぞき見するような思いで、本を返しに行った美佐は、衝撃的な場面を目撃する。 担い手となった女性たちの心の声が響く介護ミステリ
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