雑誌
小説トリッパー
文学
小説トリッパー 2025年冬季号
ISBN:9784022725738
定価:1430円(税込)
発売日:2025年12月17日
A5判  アジロ綴じ 
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創作
松尾スズキ 松尾スズキ短編集 海辺の独裁者

大前粟生 小さくて大切な場所を守るための日記  

チヒロ・オオダテ 夜釣へ

新連載小説
木爾チレン あんたとうち

対談
江國香織+金原ひとみ 
小説とエッセイのあいだ
――『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』をめぐって

連載完結
あさのあつこ 飛燕  

久坂部羊 見えない命綱

エッセイ
【PERSON】
 野宮有 
傍流に逸それる 

関かおる 
ゆるしてあげてね

【TRIP体験】
城戸川りょう 
本気の散歩“ガチ散歩”

【私のBOOM】
木野寿彦 
ステッパーはささやく


連載評論
李琴峰 これからの「日本文学」のために(後編)
――日本文学のクィア表象について
水上文 ③客体から主体へ――変革の現代日本クィア文学
渡部泰明 ④百人一首解読
倉本さおり ⑤社会とからだの境界線――朝比奈秋論
高橋源一郎 ㉕たのしい知識

連載エッセイ
伊藤比呂美 ④焼くな埋うずむな野にさらせ
穂村弘 ㉓この漫画のここが好き

連載小説
恩田陸 ②アナスタシア
長嶋有 ③吉祥寺は森の奥
垣谷美雨 ③空き家と移住
井上荒野 ④とても静かにそれが来る
伊東潤 ⑤平清盛 日輪沈まず
神林長平 上書きされた世界
――The Overwritten World

連作小説
篠田節子 ②アルゲリッチ賛歌

連載対談
三木那由他 ④抵抗のためのダイアローグ
――×朱喜哲 
哲学にいま、何ができるのか(後編)

書評・エッセイ
〈季刊ブックレビュー〉
江南亜美子…産むことと書くことの闘争
 谷崎由依『百日と無限の夜』
佐久間文子…『ABC』ではなく『いろは』として
 森絵都『デモクラシーのいろは』
佐々木敦…浅はかの複雑さについて必死で考える
 朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』
森本木林…性別が逆転した世界で、可視化されたもの
 夕鷺かのう『スイッチ・ライフ』
宇垣美里…その手に握られた光で照らすものは
 安壇美緒『イオラと地上に散らばる星』
瀧井朝世…子どもも大人も成長していく物語
 せやま南天『パルティータを鳴らすまで』

〈文芸季評〉
長瀬海…〈土地〉の来歴をくぐって“いま”を探る

〈エンターテインメント季評〉
あわいゆき…ルールに縛られた世界を生きる

〈ミステリー季評〉
野波健祐…解きほぐれる父子の関係

〈文化季評対談〉
倉本さおり+渡辺祐真…カルチャー放談 ⑦