「自民一強」復活か?
揺らぐ民主主義を理解するための思考を示す!
二〇二六年二月の総選挙で自民党が圧勝した。
わずか一年前には多党化が進んでいたはずだった。いったい何が起きたのか。
これは「自民一強」への回帰なのか、それとも新たな政党システムの始まりなのか。
本書は比較政治学の理論と各国の歴史的展開から、政党政治の深層に迫る。
二大政党制とは何か。定期的な政権交代を実現する理想か、激しい対立をもたらす欠陥か。評価は両極に揺れる。
一方、多党制も、包摂的という見方と急進政党が台頭しやすいという批判が混在する。これらの神話と誤解を徹底検証する。
イギリス、アメリカ、大陸欧州諸国、日本をおもに取り上げつつ、
政党システムと政党組織の考察からその本質を解明し、
二大政党制のヴァージョンアップを提唱する。
代議制民主主義の未来を示す画期的論考。
<目次>
はじめに――二大政党制は終わったのか?
第1章 二大政党制の理論
第2章 二大政党制の形成
第3章 変容する二大政党制
第4章 日本政治と二大政党制
第5章 二大政党制の神話と誤解
終章 二大政党制の展望